夢を見ました。
天女が二人、僧侶のような師と川辺に佇み祈っています。
祈りはいつしか日課となり
人々の幸せやこの地の平和を
ただただ祈ることが仕事のようになりました。
祈りが大好きだという師のそばで天女二人は思います。
この「祈り」ってなんだろう?
そんな思いを察しても師は微笑むのみ。
天女たちはさらに祈ります。
なんとなく
熱烈に祈ろう無心に祈ろうと思えて
さらに熱烈に祈ります。
さらに無心に祈ります。
天女たちは
その地のどこかで水が噴き出し滝のように流れ始めたのを感じます。
天女たちは
同時に安らかなのに熱い躍動が心にも体にも巡るのを感じます。
いつしか少女たちは師と同じように微笑んでいます。
思わず目が覚めて
思わず微笑んだ
そんな夢でした♪