京王線の切りつけ放火事件では、電車が国領駅に停車しても電車のドアとホームドアがずれたためにドアを開けず、乗客たちは窓から脱出しました。駅係員は乗客らが転落する恐れがあるとしてドアを開けるのを見送ったとのことです。国は、ホームドアと電車のドアの位置がずれた場合でも双方のドアを開け乗客を誘導するよう鉄道事業者へ指示しました。
さて、そのような状況でも乗客が車体とホームドアの間を通って脱出できるか、小田急線新宿駅で調べてきました。場所は5番線7号車1番ドアです。
車体とホームドアの間はこのようになっています。
幅広の車両(上部が下部よりやや膨らんでいる)では、車体からホームドア上部まで36cm,、車体からホームドア下部まで27cmでした。これなら、横歩きでなんとか通れそうです。
幅広でない車両では、車体とホームドア上部の間は42cmでした。横歩きなら余裕で通れそうです。
実際に車体とホームドアの間を歩いてみたかったのですが、挙動不審者として警察に突き出されるおそれがあるので止めておきました。次はあの京王線国領駅で調べたいと思います。
追記:下記は国領駅で調べた記事です。