こんばんは。

みよし市のアロマとハーブ ウクレレのお店

木洩れ日の森の藤井聖子です。



今日はお客様から許可をいただいて、トリートメント中に印象に残ったこと、お声を綴っていきます。



Kさま。40代の方で、3人のお子さんの子育てと見守りをしながら、ご自分の目指すことのために日々、活動していらっしゃる女性です。

ご縁ができて10年目。いつも前を向いて、◯◯のためには何をしたらいいかなって動かれていて、K様には目指すところの道筋が見えていらっしゃると感じています。


そんなK様。今回は一番気になるところが頭。

頭がグルグルして、頭(脳)のお疲れを一番感じていらっしゃるようでした。

それ以外にもお仕事で、6時間立ちっぱなしの動きっぱなし。


これまでは部分的にトリートメントをさせていただいていましたが、今回は一度全体をゆるめて整えたい感じがして、ヘッドもしっかり緩める全身のアロマトリートメントをご提案しました。了承をいただき、施術の準備に入ります。

トリートメント時間は90分の予定です。


熱めのお湯で足湯をして、

K様に必要と感じるアロマを5種類選んで、トリートメントオイルを作ります。


筋肉の緊張を緩める

心の緊張を緩めて、自律神経のバランスを整える。

香りの心地よさにもこだわりました。


アロマトリートメントは、体だけじゃない。

香りの働きで、心も頭も整っていくから。

他のマッサージと異なるのは、つらいとご本人が感じるところだけでなく、自律神経とホルモン分泌に働きかけ、全身の調子を整えられること。


そのコリや不調はもともと何から始まったのかな。

その辛さの裏側には何があるのかな?お話の中で、不調のもとをさぐり、その方に必要だと感じた施術をさせていただきます。


K様には

頭の疲れを一度リセットして。

自然体で自分の道を歩めるように、整えさせていただきました。



お手洗いをすませて、着替えスペースでショーツだけになっていただき(紙ショーツもご用意しています)、バスタオルをくるりと巻いた状態でベッドへ。うつ伏せになっていただき、バスタオルを外して、全身に大判のタオルをふわりとかけた状態でスタート。



はじめて触れたK様の思い

そのときに、K様。ぽつりと。

「60分のマッサージを受ける時はなんとも思わないんだけど、90分のマッサージは私受けてもいいのかなって思うんだよね」


私はその先の言葉を待ちました。

「30分の差はなんだろうね」とぽつり。


90分の施術を受けることに罪悪感がありますか?


「罪悪感というか、申し訳ない気がしちゃうんだよね」


それは誰に対して、申し訳なく思われるのでしょうか?


問いに問いをかさねて。

K様から出てきた言葉。

申し訳ない気がしてしまうのは、自分が日々やっていることは90分のマッサージを受けるのに見合ってないのではないか。私にはその受ける価値が本当にあるのだろうか?そんなにがんばっていないんじゃないかと。


その言葉を聞いて、これまでのKさまの施術時間の希望を思い出し、すとんと腑に落ちた思いがしました。



私は90分でも短いと思っています。

これまで頑張ってこられたことを思うと120分でも短い。なんなら1日でも短いと思う。


彼女が日々どんな風に子供達と向き合い、ともに成長していく姿を見続けてきたから。お話の中から、SNSから、感じていました。

なかなかできることではないと思うことを、ときに迷いながら悩みながらも、自然体でされている。

本当によく頑張り続けていらっしゃる。

そんなあなただから、私は魂を込めてトリートメントをさせていただいています。


とお伝えしました。


あなたが心身ともに健やかでいることは、家族にとっても幸せなこと。あなたが家族のサポーターなら、私はあなたのサポーターです。


このお話。まだ続きがあります。

長くなりそうなので、続きは近日中に。



うちにきてくださるお客様はみなさん、とても頑張り屋さんです。自分のことはさておき、子育て、介護、お仕事に向き合っていらっしゃいます。


そうして重たくなった心と体を抱えて、木洩れ日の森へいらっしゃる。ご自身が意識していなくても、体にふれ、頭に触れるとどんな風に頑張ってこられたのか伝わってきます。


体の素直な声、聞こえていますか?

木洩れ日の森は元気な心と体を取り戻すところ。


あなたにはその価値がある

というフレーズ。確かヴェルタースオリジナルという美味しいキャンディのCMで使われていました。

もし、疲れているけど、私なんてそんなに頑張ってないよって。自分を癒す時間を過ごすことにためらいを感じていらっしゃるなら、伝えたい。


あなたにはその価値がある。

セラピストが魂を込めたトリートメントを受ける価値が充分すぎるほどあるということを。