冬の満月の晩。


 陣痛が始まって、いよいよ次男を出産する事になりました。


 ダンナさんは仕事中だったので、産院で待つ事にし、長男Rと2人でタクシーに乗って行きました。


 着いてすぐ、Rは誰もいない待合室で大はしゃぎ!誰も座っていないたくさんの椅子に大興奮して、バンバン叩きながらあちこち動いていました。


 陣痛始まっているとはいえ、さすがにそのままにしてもおくわけにもいかないので、手を引いてきて、隣に座らせていました。とはいっても、その椅子でバタバタしていたのですが、、、。


 やがて助産師さんが出てきて、待機室に案内してくれ、「もうすぐお産だから、チカラつけてね!」と、シフォンケーキとリンゴ2切れ、それに紅茶を、一杯置いていってくれました。


 そこでRは、備え付けの棚が気になったようで、楽しく遊びだしました。


 私一息つこうとベッドに横になって、だんだん強くなる陣痛とスーっ、ハーっしながらゆっくりしていると、なんだか急に静かになったと気付いて、Rをそっと目で探すと、、、


 シフォンケーキもリンゴもぜーんぶ平らげて、口の周りに食べカスをいっぱいつけて、お口パンパンでモグモグしてました!


 私自身は食べられなかったけれど、陣痛が少しずつ強くなっていく中、慣れない場所でパニックになられるよりはマシかな、、、。なんて思っていました。それにだんだん食べる気もなくなっていきますしね。



 やがて分娩室に移動すると、やっとこさダンナさん到着‼︎


 でもそれからあまり経たずに、Rと2人で家に帰らなきゃならなくなりました。


 理由は他に、付き添いに来られる人がいないから!と、いうよりRがあんまり暴れるので、帰って待っててください!と、助産師さんに言われたからです。


 お義母さんは調子が悪い。私は頼れる身内が誰もいない。夜中なので、さすがに友達にも頼れない。


  助産師さんにも我が家の事情はそれなりに説明したのですが、必要ないよねと思うような事まで根掘り葉掘り聞いてこられてとても気分が悪かったです。挙句に「そんな家族いるの⁉️」と、静かな夜の産院に響き渡る大きな声で説教が始まり、陣痛も強くなってきていたのもあって、とても穏やかではいられなくなってしまいました。


 何よりもRのことをよく知りもしない人に、「これは大変だ!こんなんじゃダメだ!」と、本人の前で大声で言われ続けることには憤りを覚えたし、とてもたえられませんでした。


 Rの時は2人で迎えて、それからもずっと2人でアタフタしながらも育ててきました。意見がぶつかったりも結構あったけど、自分たちなりに協力してRとここまで生きてきたという自負があったので、2人目は是非3人でと思っていました。


 立ち会い出来なくてもいいから、近くにいて欲しかった!

 
 産院側の事情(ルール?)もあったと思います。でもね、もう少し言い方があったよねと、今でも考えてしまうのです。


 2人を分娩台の上から見送って、いよいよ一人で臨んだお産!


 2人が帰ってから約2時間後、助産師さんの掛け声を無視して、自分のカラダが望んだタイミングで、エイっ‼️っと無事に出産!


 待望の次男Sの誕生です♪


٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪


 家族には、助産師さんが電話で、


「生まれましたよ。元気な男の子です。おめでとうございます。明日見に来てくださいね」


 という感じで、ものすごく業務的に報告しているのが聞こえました。


 生まれたばかりのSに、2人の分まで、うまれてきてくれてありがとう! お誕生日おめでとう!ハッピーバースデー!などなど、思いつくかぎりありがとうと、おめでとうを伝え続けて過ごしました。


 ここから新しい生活のスタートです。



 そして早速問題が起こるのでありました!


 続きはまた次回で。





 拙い文章ですが、最後までお付き合い頂きありがとうございます♪
 (_ _ )
   ヽノ)
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