森林の爽やかな香り
このフレグランスの名前がソルソルイと書かれていて、韓国語で「ソル」とは「松」という意味なのですね
(「ソルイ」という意味はわかりません)
先日紹介した「秋夕」の時に戴くソンピョン(餅松)は松の葉を敷いて蒸した餅。
松は大韓民国の国歌「愛国歌」の歌詞にも出てきたり、古くから松は韓国人の暮らしに根づいているようです。
そして、今回のツアーで泊まった韓屋にも松は使われているようです。
韓国人は古代時代から万物に霊魂が宿っていると信じる「アニミズム(animism)」思想を持っていて、ダニエル・チューダー氏の彼の著書『韓国:不可能な国(Korea:The Impossible Country)』の中で、「自然の地物の中に特に強力なパワーを持っているものがある。その一つが樹齢数百年の松だ。韓国人は、松が村を守り、幸運をもたらしてくれると信じてきた」と紹介している。
そういう祖先から受け継がれた韓国人の思想や歴史を感じながら、この松の香りを楽しんでみたいと思います