今日は、ほの香オリジナルトリートメントのレッスン日でした。
以前から行なってきた上級編とは内容を一新しています。
正式なトリートメントレッスンの形になるのは春くらいかなと思っています。
今までやってきたこと、クライアントさんと共に作ってきたほの香の世界観を伝えていきたいです。
昨年秋からお二人の受講者さんに０期生としてレッスンに参加していただいています。
お二人は、JAA協会の認定も持っており
以前のほの香上級編もこなしているので、サクサク進めています。
が
「これは、ちょっと難しすぎないですか？」
とか
「この姿勢はちょっときついです」
など、いろ～～んなフィードバックをもらって
私だけでは気づかない点も微調整をしながら行なっています。
私が当たり前にやっていることでも、それを伝えるというのはほんとうに難しくて
何の目的でこれをやるのかを伝え、
必要のないものを削ったり
より簡素化したり
伝え方を変えたり
私にとってもいい勉強になっています。
（何しろ、今までやったことを全部やろうとするととてつもない時間になる）
今は、みなさん手技を覚えるのに一生懸命ですが
手技はあくまでツールなので
それを使って、何を表現していくのか
クライアントの何を引き出していくのかは
「形」を終えてから始まっていくのです。
コリをほぐしたり、リンパの流れを促したり
これも大切ですし、方法も学びますが
それをしても一時しのぎにしかすぎないですよ、ということ。
数日、早い場合は数時間でもとに戻ってしまいます。
大切なのは、自分を知ってもらうこと
より良くなるためには、まず気づくこと
一時的に楽になるようにほぐしたとしても、すぐに元の状態に戻っては
リピート（依存）してもらってお店にとっては良くても
それが本当にクライアントのためになるかというと、そうではないでしょう。
また。「コリを取ってあげよう」「癒してあげよう」
という意識は、クライアントに伝わってしまいます。
気をつけないと私もすぐに陥ってしまうミスです。
これをやることで、クライアントの気づきのチャンスを奪ってしまいます。
本人が「ああ、そうだったのか」と気づくことで
なぜ、そうなるのかを本人が考え
生活のクセ、考え方のクセを修正していくことが
本当の「癒しを提供する」ことにつながるのだと思っています。
まぁ、私の体もそうとうクセがあるのでね。。
体と対話するのです。
でも、セラピストに手伝ってもらうのが早道なので
お気に入りのセラピストさんたちにセッションをお願いするのです。
お気に入りのセラピストさんたちは、「気づき」をたくさんくれるかどうかで選んでいます。
手技の上手な人はたくさんいますが、「気づき」をくれるセラピストさんはそんなにはいません。
もちろん、相性もありますしね。
「気づき」があると、体の中から感動が湧きあがりますし
本当に「楽」になれるのです。
ほの香にも、そういうクライアントさんが来てくださって
「ああ、ここにくると（気持ちもからだも）本当に楽になれる」
と感じていただけたらいいなぁと思っています。
そのための技法は、トリートメント技術だけではなく
サロンの雰囲気創り、話し方、クライアントに対する姿勢
または質の高いセッションをするためのセラピストの気の整え方など
そういうことも必要だと思っているので、それも伝えていきたいと思っています。
「クライアントの良き伴走者」としてのセラピストが増えたらいいな、と思ってますし
自分もそういうセラピストでありたいです。
また、これからはそういうサロンが求められていくと思っています。
そのために今もずっと勉強していますし
その勉強してきたこと経験してきたことを、後に続く同じ心を持った人に伝えていくことが
いま私が一番やりたいことです。
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