新緑の季節となり
通り道には♪
毎年 甘い香り放つ
白い5枚の花弁の植物
定家葛 (テイカカズラ)が
咲いていて ^^
独特な香りなので
以前 調べてみたことがありました。
以下 wikipediaも参照してます。
定家葛 (テイカズラ)
その和名は
式子内親王と親しい関係にあったとされる
藤原定家が 死後も彼女を忘れられず
定家葛に生まれ変わり 彼女の墓にからみついた
という伝説に基づくといわれ
とても情念の深さを 受け取れるような 和名でした。
藤原 定家(ふじわら の さだいえ/ていか)
応保2年(1162年)〜 仁治2年8月20日(1241年9月26日)
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公家・歌人。
式子内親王(しょくし/しきし(のりこ)ないしんのう)
久安5年(1149年)〜建仁元年1月25日(1201年3月1日)
後白河天皇の第3皇女。日本の皇族。女流歌人。賀茂斎院。
5月初旬
定家葛が咲き始め かなり濃く
香りを 放っていた日のことでした。
家に 帰ってから …
最近?それ以前からですが^^
皇室の方々のニュースを 見聞きすることがあって
和歌を学ばれている愛子様 (敬宮愛子内親王)が
大学の卒業論文について
「式子内親王とその和歌の研究」という題で
執筆されたとありました。
何となく 気になっていたので
ココに 記録しています。^^
今年3月 単独で 伊勢神宮へ参拝後
斎宮歴史博物館、いつきのみや歴史体験館
なども 訪問されていました。
そして日本各地では
例大祭が行われ 今月5月15日 京都では
葵祭(あおいまつり)が 執り行われました。
葵祭(賀茂祭)とは
京都市の賀茂御祖神社 (下鴨神社) と
賀茂別雷神社 (上賀茂神社)の
神迎えの儀式に奉仕する女性(皇女)が
斎院として 主宰する祭祀とのことですが
(*現在は、一般市民から選ばれた未婚女性 )
式子内親王も
11歳の頃から10年間、葵祭で知られる
賀茂神社 (上賀茂神社と下鴨神社)に奉仕する
未婚の皇女として「斎院」を務められました。
伊勢神宮の斎宮
賀茂神社の斎院
初代斎王(斎宮・斎院)の起源として
斎宮は、第10代崇神天皇の皇女 巫女的な女性
豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)
後を継いだ倭姫命(やまとひめのみこと)とも
言われています。
斎院は、平安時代初期
平安京から平城京へ都を戻そうと
平城上皇が 弟の嵯峨天皇と対立。
嵯峨天皇は、勝利するならば 賀茂大神
(王城鎮守の神)へ皇女を「阿礼少女(あれおとめ
賀茂神社の神迎えの儀式に奉仕する女性の意)」
として捧げると祈願され
弘仁元年(810年)薬子の変で 嵯峨天皇側が
勝利した後 娘の第8皇女
有智子内親王(うちこないしんのう)を
初代斎王としたのが始まりなのだそうです。
斎 (いつき ・ いつく)とは
心身を清めて 神に仕えること。
物忌 (潔斎)、慎むこと
個人的にも気になっていた
重なるように感受してきた
重要な役目を果たされる存在です。
日々の流れの中で
改めて思い 気付き
受け取れることもあります。
歴史のある伝統を守り
受け継がれることの大切さ
大変さも受け取り …
日本の皇室の伝統は
世界でも 最も歴史が古く
日本の国の象徴
天皇・皇后 両陛下
こんなにも長い歴史 深く守られ
伝統を受け継がれていく その精神性の
「 奥深さ 」を受け取りながら
教えられ、学ばされ
私たち国民にも 循環されています。
皇室 皇族の皆様、笑顔の奥に
多々ご心労など おありだと思いますが
未来を受け継がれる 愛子様や佳子様 皆様方
ご公務されている姿 見ていると
心と 体と 魂の根が 安心してきます。
古来より 守り 受け継がれてきたことには
何度となく よみがえり、気付かされ
目覚めさせられる …
何かがあるのでは?と 思っています。^^