先日、久しぶりに一般の方の個人セッションを。
最近はほとんどの時間を香り師さんに費やしていたので、一般の方に何かをご提供できるところまで追いついていない現状なのですが、
彼女とは彼女が独身の頃からのお付き合いで、最近少し悩んで立ち止まっていたようで、久しぶりにお会いすることができました。
彼女はとてもお勉強熱心なので、既にエニアグラムや4体液についても自分のことは理解をよくされているので、
エニや4体液のことも織り込みながらセッションは進めさせていただきました。
4体液もしくは4エレメント、どちらでも良いのですが、
なので、今日はエニと4体液のちょっと専門的なことも含めた投稿になります。
彼女は典型的な5の4、それから土と水(神経質とリンパ質)のバランスをもっていて、
最近自分自身の壁と向き合い8に進もうとしている。
だけど、なかなかうまく自分が扱えない。
そんなところにいることを話してくれました。
彼女は8に進むチャレンジのことを「自己主張」という表現をしてくれました。
たしかに、8は自己主張。統率者であり前を走る者ですから、そうなります。
自分の世界を知識を得ながら観察し探求する5から統率する者である8へ。
5を持つ彼女は8へ向かっていくのはエニの法則としては、とても自然な流れ。
だけど、自己を表現しようとすると人の目が気になる。
口にした言葉をどう受け取られたかが気になるとも教えてくれました。
たしかに理論的には間違いなく、その通りなのだけれど、そのお話を聞いていた時に、何かズレのようなものを感じました。
そこに彼女の苦しさがたくさん詰まってる。。
私も5を持つので彼女の気持ちがよくわかるのですが、
5はとても閉じていて、強固な殻(シェルター)を持って自分自身を守っています。
この強固なシェルターを破り8へと進んでいくのは、5にとっては本当に本当に怖いことなのです。
ここからが、こういった気質的なものを扱うときの本当に大切なことだと思うのですが、
5から8へ進む時に、人によって進め方が違う、ということです。
これは、数秘でもマヤでも個性でも他なんでも同じように私は扱うべきだし読み解くべきだと思っていますが、
「私はこういうタイプ」というものを、私たちはたしかに生まれ持って、又は育っていく環境の中で培ってきていて、
それぞれのタイプを持っていることは当然なのだけれど、
だけど、その中にもさらに気質の違いが含まれることによって、具体的な行動の仕方のポイントは変わってくると思うのです。
そのパターンの中にさらにパターンがあるという、、相似系である、、説明がとても難しい。。
、、どう説明したらいいかな。
5から8へ進むとき、同じ5の人でもAさんとBさんではチャレンジの仕方は変わる可能性があり得るということです。
彼女の場合、自己主張することが大事なのではなく、
まずは自分の心を開くことが大事で、
そのベースが準備できていないまま進もうと頑張っていたから、
なぜかうまくいかない、
うまくいかないというよりも、怖くて怖くてたまらない自分が、なぜそうなるのかわからないから身動きが益々取れなくなって、
いわゆるエニの不健全の回転に向かってしまうことになる。
そうではなくて、
まずは、心を開くということに取り組まないといけない。
さらに彼女は土と水に思いっきり偏っているからこそ、
風と火のエネルギーが要るわけで、
そのバランスを学ぶ必要もあり、
彼女の場合は火からではなく、風から入るといいかもね、と話をしました。
火は、一番パワーが要るのよ。燃えているのだから。
だから、まずは風の気楽さと共に熱にバランスを移動させる術を、きっかけを体で体験しながら覚えたい。
また、彼女の<冷>に偏ったバランスを、今までは風気質の職場の人が助けてくれていた、
ということに彼女はお話している中で気づいた。
今まではそうやって周りが自分にないエレメントのパワーを貸してくれていたのです。
だけど、ここからの課題は、
自分自身に風のパワーを巻き起こすこと。
そうやって少しずつ、自分の中のバランスをうまく伸ばしていく。
そのために、じゃあどんなことをしてみようか。
というような具体的なお話をセッションの中では時間をかけてしてまいりました。
プライバシーでもあるので、この辺りが投稿としては限界ですが、
同じ5の人でも、そのシェルターの分厚さも違えば、
またエレメントで眺めたときのバランスも異なることによって、
具体的にどうすれば今最善の行動を選ぶことができるかは、全くもって変わってくると私は思っています。
また、様々なセッションや気質診断を扱う先生方がたくさんいらっしゃる中で、
自分が持つ気質を教えてもらうという段階と、
それを使ってどう今の目の前の課題に取り組んでいくか、を教えてもらうという段階は別のものである、
ということも、提供する側も受け取る側も理解していくのは、
大事なのではないかなぁといつも思います。
また、少なからず気質のエネルギーの違いを理解する者として、
人心掌握し、人をコントロールすることにその力を使うのではなく、
その目の前の人が本当に進むべき方向に歩んでいけるように寄り添ってくれる先生が増えていくといいなぁって
私はいつも思う。
話が少し逸れましたが、
彼女は本当に苦しかったみたいで、、ずっと気になっていたのに、なかなか最近どうしているかの一言の連絡をも入れてあげることができないままだったことを本当に申し訳なく思いましたが、
思い切って連絡をくれたことに心から感謝をしています。
もっと素敵になっていくよ。
自分の大きな壁に、向き合おうとされたこと、
私はとても素晴らしいことだし、勇気のあることだと本当に思いました。
いつでも、連絡してね。
力になりたいです。
今日はいつもに増して訳のわからない投稿となったかもしれませんが、ご参考まで、、