得意なこと、不得意なことの前記事にもちょっと通じるかもですが、
次はコンプレックスとコントラストについて。
今日は3つ目。
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誰にでもコンプレックスっていくつかあると思うのですが、
私にも漏れなくあります。
ポンコツすぎるので、コンプレックスの方が多いのでピックアップすることすら難しいです。
コンプレックスというか、何を例に出すとわかりやすいか、難しいですが、
そうだな、
何が言いたいのかというと、コントラストがあるということです。
この世界は陰陽の法則が流れていますよね。
同じひとつの事象には多角的な表情、側面がある。
その中の側面の捉え方として、陰陽の法則がある。
例えば、しっかりした真面目な人がいたとします。
その人はその真面目なことがコンプレックス。
一緒にいて面白いことが言える人をみると、いいなぁって思う。
私はあんな気の利いたこと言えない。
なんか私が発言するといつも真面目な感じになっちゃう。
もっと楽しく生きたいのに、
なんでこんなに硬い感じになっちゃうんだろう。
っていうコンプレックスがあったとします。
でも、面白い人からしたら、その人の真面目なところはいいなぁって思ってたりする。
私はついふざけちゃうから、しっかりした人に見られない。
もっとしっかりしたいのに、なんでこんな軽い感じに捉えられちゃうんだろう。
と、その人は真面目に見られない自分にコンプレックスだったり。
でも、その真面目なあなたは、
それもいいところだったりする。
そういう自分が活かされる瞬間もきっとこれまで経験してきた。
面白いあなたは、
それもいいところだったりする。
真面目に見られたいときもあるけど、こんな私が嫌いなわけじゃない。
そうですよね。
この世界を、私たちは「善いか悪いか」で判断してしまうけど、
本来はそんなもんない。
ただ、在ることが在るだけで、
起きていることが起きているだけ。
そして、そこに陰陽の法則が流れているのならば、
真面目なワタシが素晴らしいときもあれば、足をひっぱることもある。
ただ、それだけですね。
ちょっとだけ私の話をしたいんですけれど、
私は小学校3年生から大学生までずっとバスケットしてたんですね。
そこにもコントラストがちゃんとあるんです。
10年以上バスケ浸けの人生でした。
練習と試合ばっかりの思春期でした。
完全に体育会系でした。
お陰さまで、私の若かりし頃の思い出はバスケしかありません。
他の子がおしゃれをしたりバイトをしたりして、思春期時代を楽しんでいる間
私はそれを体験することはほとんどできませんでした。
でも、バスケをずっと続けてきたことで、
バスケは当たり前ですが上手になりました。
必死に練習してひとつの目標をみんなで目指すということの尊さと素晴らしさも経験しました。
でもその代わりスポ根がしみついてしまって、
無駄にがんばるということから抜け出せなくて苦しむ時期が大人になってもありました。
でも、全国大会にも行くことができたし、選抜にも選んでもらって貴重な経験もしました。
だけど、実は挫折と悔しい思いばかりが蘇るバスケの思い出でもあったりします。これはあまり人に話したことがありません。
自分の中ではつらい思い出もたくさんあります。私は願いが叶わないんだという思いをもったのもバスケのおかげ(せい)です。
身長が今でも149センチしかないんです。
バスケって背が高いだけでかなり大きなメリットなんです。
めちゃくちゃ小さかった私は、どんなにがんばっても中心選手にはなれませんでした。
がんばって、がんばって、がんばって、
レギュラーには入れたし、選抜も選ばれたけど、
やっぱり背の高い選手がコーチに期待されるのと同じようには使ってもらえなかった。
すごく悔しかった。
どんなに頑張っても、最初から叶わないことが決まってることってあるんだと、ショックでした。
ひとつでもミスしたら終わりでした。
私はどんなに頑張ってもレギュラーだけどサブ要員だと思っていました。
そんな小・中のバスケ時代でした。
高校にはメンバーみんなバラバラに進学しました。
推薦で高校に行く子もいれば、バスケの強い高校に進む子もいました。
私は色々あってバスケはそんなに強くない高校に進学しました。
でもバスケは続けていました。
他の仲間は強いチームで活躍していました。
私は弱いチームでいつも試合をすれば負けました。
結局、そこでも私は勝つことができませんでした。
強いチームに行った子たちに劣等感がありました。羨ましかったです。
そんな中、私は膝を故障しました。
ますます動けなくなりました。
この膝は、今でも痛むし、私の生活の足をひっぱることが多々あります。
なんか、うまく書けなかったな。笑
あんまり伝わらないかもしれませんが、
私は恵まれていない、ツイてない、悔しい、叶わない、勝てない、
という気持ちを嫌という程感じてきたバスケ人生だったんです。
今思い出しても、苦い思い出がたくさんあります。
でも、今でもバスケが好きで、
バスケをしてきたことで得たものもたくさんあって、
バスケをしてなければ、正直今の仕事とも縁がなかったかもしれないところもあります。
健康というキーワードは、怪我をしたから私の前に現れたものです。感謝しています。
バスケは私にとって、光の射す思い出でもあり、闇を思い出す思い出でもあります。
これが、コントラスト。
全ての事象に、陰陽がある。
自分の好きなところは、違う局面から眺めれば嫌いになることもあるし、足をひっぱることもある。
人の好きなところは、違う局面から眺めれば嫌いになることもあるし、足をひっぱることもある。
そういうもの。
ただ、そういうものだということです。
あたりまえっちゃ当たり前なのですが、
それを本当の意味で自分の中に腑に落とせたときに、次のステージが待っています。
両極を持つ、自分を作っているその癖や性格、生き方を、ちゃんと扱えるようになってきます。
そして、この世界に起きていること全てに、コントラストがあることに気づくと思います。
あなたが今「やりたい」と思っていることは、「やりたくない」と思うことがあったからでしょう。
あなたが今「こうなりたい」と思う自分像があるなら、「こうではいたくない」と思う自分像が見えたからでしょう。
希望は絶望とセットです。
悲しいことがあったから、人は希望を見出して立ち上がろうとします。
陰陽はセット。バランスでしかなく、両方ないと成立しない。
そういうことを、色々な場面で発見できると、
全てはつながっていることがだんだんわかってくるし、世界の全てが愛しく思えてきます。
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