Aromatherapy Eternalのブログへようこそ音譜



おはようございます。


今日も一段と寒いですね雪の結晶



所々でちょっと咲いた桜も、どうしたらいいの?って感じでしょう汗



さて、長々と引っ張ってきた”パパうつ”も、そろそろまとめに入ろうと思います。



昨年2月に発症し、(1月半ばから眠れなくなってたそうです)7月20日まで休職した夫は、


職場復帰後現在まで、休まずきちんと会社に通勤していますチョキ


まだ1日2回の服薬は続けています。



いきなりフルタイムでの復帰が求められ、当初はとても心配でしたが、


本人にとっては、やっと一人前の社会人にカムバックできた喜びのほうが大きかったようですアップ


こちらとしては、復帰第一日目には、子供を初めて幼稚園に送り出すような気持ちでしたあせる


初日は早く帰ってくるだろうからと、早々と夕飯の支度をして待っていたのに、


帰宅したのが8時過ぎ。


その間、「電車に飛び込んでたらどうしよう・・・ガーン」とか、生きた心地がしませんでしたダウン


復帰後、1週間もしないうちに、帰りにお酒を飲むことが増えてお酒


療養中は全く飲まなかっただけに、「逆に躁状態?」と心配になって


夫に黙って心療内科の先生に相談に行ったこともありました。


実は、私にとって一番辛かったのがこの頃でしたしょぼん


病気でダウンしている夫には、「病気だから」と割り切って接することができたけど、


なんだか元気になったけど、まだ薬も飲んでいるし、再発の可能性もあるし、


でも、病気扱いすると不機嫌になるし・・・ドクロ


ある休日、二日酔いでダラダラしている夫に、今まで溜め込んでいた思いが爆発して


「私がこの半年間どんなに心配したと思ってんの!? 


治っちゃえば、私の気持ちなんでどうでもいいんでしょパンチ!


と泣きながらブチキレたりしてあせる


でも、キレながらも「こんな風に夫を責めたらまた再発してしまうのでは・・・」


と自分を責めたりしたけど、ここで爆発しなかったら


今度は私がうつ病になると思ったので、時には感情を吐き出させていただきました叫び


何も言わずに目に涙を浮かべなたら私の訴えを聞く夫を見て、


自分の感情を真正面から受け止めてもらっている感覚になり、


一見修羅場のようでも、その後はスッキリ、穏やかになれました。





うつ病になった夫との闘病生活が始まった時にふと浮かんだ言葉。


「汝、この者を夫(妻)とし、健康な時も、病める時も、豊かな時も、貧しい時も、この者と共に生きることを誓いますか?」


なるほど、結婚でこういうものだんだひらめき電球


19年前に結婚した時は、お互い若くて、恋しててルンルンで恋の矢


こんな時がくるなんて想像もしていなかったけど、


結婚の誓いって、こういうことなんだと、今更ながら痛感しました。


結婚して19年の間には、それなりに色々あったけど、


それなりに乗り越えて今は平和な毎日・・・


と思っていた時の夫の病気。


これはきっと夫婦としてもう一段上を目指しなさいベル


という事だと感じた。


だからうつ病は私たちにとって、成長する課題であってギフト宝石紫


そう受け止められたのがよかったかもニコニコ


そしてまた、それなりに夫の病気も良くなった頃、長女が新型インフルエンザに感染し、


夫婦の課題の次は家族の課題だな・・・と、天はすべてご存知なのだと実感・・・ショック!


当初はまだ、政府が水際で食い止める政策をとっていたので、


感染者の扱いも厳しいものがありまして、


学校閉鎖に基づき、学校→保健所→各生徒に聞き込み調査の電話があり、


前日に学校で発熱した旨を伝えると、


急に神妙な声になって「二日前くらいからのお嬢さんの行動と、体調について詳しくおしえてください。


病院はこちらから指定する発熱外来のある○○病院に○時に、マスク着用して行ってください」


との指示をいただき、


病院での検査で陽性だったことを伝えると「感染発覚から1週間は、濃厚接触者である同居のご家族も


自宅待機をお願いします。」とのこと。


当時調剤薬局で事務の仕事をしていた私。


職場に相談したら、「保健所の指示に従って」ということで、


次女の中学校に電話したら「その件は、もう保健所から連絡いただいています。


欠席扱いにはならないのでご安心を。


後ほど、休学中の課題をポストに入れておきます」とのこと。


初めて、行政の機能というものを実感しました。


有難いけど、なんだか管理されている感じあせる


夫はまだ休職中だったからグッドタイミングでしたけどにひひ


そんなわけで、家族4人の1週間の軟禁生活が始まりました。


夫婦の次は家族・・・


昨年は我が家にとって、大きな学びの1年でした。



そんな大掛かりな修行の末、悟りを開いたかと申せば、


なんか、喉元過ぎればなんとやら・・・って感じですにひひ


人間、なかなか成長できませんね汗


でも、この経験はきっと生きる時がくると信じています。


以前の夫は、自分の部下がうつ病になっても、全く理解できずに


「気合がたりないビックリマーク やる気あんのか!?」って罵倒していただろうし、


私は、病気の家族を抱える主婦の気持ちが少しわかったし・・・。


娘たちは・・・まだまだ自分の事しか考えていませんけど


心の底ではパパありがとうって感じていてくれていると信じてます。



また長くなってしまいました。


今回は私の愚痴みたいな記事になってしまって恐縮です。



読んでくださって本当にありがとうございます。


メッセージにもとても勇気をいただいています。



次回は療養中の夫の気持ちなどを交えながら、


私たちが経験した「うつ病」について


もう少し客観的にまとめたいと思います。