ゴールデンウィークは岐阜県土岐市のだち窯やまつりで窯元めぐり。たどり着くのに狭い道を行くのですが、着いたら来てよかった!と思えるほど風通しの良い「不動窯」へ。
 
広々とした工房で裏の山から緑の香りの風が吹き抜ける明るい場所。整理整頓がしっかりなされていて、作家やスタッフの皆さんが心地よい工房で気持ち良くお仕事されているのかなぁと想像してみたり。
 
美濃焼には、織部焼と言われる緑色が特徴の代表的な焼き物がありますが、不動窯では還元焼成と言われる方法で得られる深緑を得意とされているそう。
 
深い緑色だけでなくツヤ感も印象に残ります。
 
手作りにもこだわっているそうで、一つ一つかたちが微妙に違うところに温かみを感じますね・・

 
ゴールドやシルバーのコンビネーションもあり、アクセントになりそう。
緑の織部焼だけでなく、黒織部もあるそうですよ。

 
 
もう一つ、私が印象に残ったのは天目(てんもく)の器。鉄釉の黒が美しく映え、器が生き生きとして見える気がしました。外側は素地の焼締めで素朴な風合いで内側はキリッとした黒のコントラストが効いてオシャレ、とか。
工房内では素敵な器コーディネートがされていたので、使った時のイメージがしやすく器好きな方ならワクワクする場所だと思います!
 
内側がシルバーというのもモダンですよね。
 
マグカップにグリーン。真似したくなります。。
 
一杯のコーヒーが味わい深いものになるのも器次第?
 
作家伊藤氏にもお会いでき、陶磁器の未来を見据えた素敵な作家でいらっしゃいました。GW中だったこともあり、たくさんの子供たちが工房の中を楽しそうに走り回ったり陶器のワークショップをしていたりと、心地の良い工房でした。
 
【不動窯】

〒509-5401
岐阜県土岐市駄知町2457
電話 0572-59-5228

 

おまけ。窯ガール風に撮って頂きました💛