強み発掘コーチングを対面で受けられたクライアント様の
体験を(クライアント様の許可を得て)ご紹介します。
A様、中学生時代の担任の先生の言葉ですごく傷ついたそうです。
その言葉とは
「おまえは陰の番長だ!」
でも、A様には全くそんなことを言われる心当たりがないんです
ことあるごとに
「おまえは一生懸命やっていない。
いつも手を抜くことばかりを考えている」と
叱られたそうです。
ところが強み発掘コーチングのワーク中、他の先生の言葉も
思い出しました。
「大人になったら外国に行きなさい」
「アメリカで勉強するといい」
「狭い日本でなはく、広い世界に出ていきなさい」
あなたのユニークさを理解できるほど、日本はまだ成熟していない。
小中学校通じて、3人の先生にこんなことを言われたそうです。
そのとき、なぜ先生がそんなことを言ったのか
わからなかったそうですが、ワークを通じて納得がいったそうです。
A様は頭の回転が速く、知恵が働くタイプです。
行動力もあり、目立つ方です。
ご自身でも、いつも戦略的に物事を考え行動し
効率の悪いこと、理由がわからないことはしたくないと話されてました。
中学の担任の先生は人情派で結果より一生懸命であることが
大切な方だったそうです。
人って自分が好む特質を持つ人を評価する傾向があります。
逆に好まない場合は低い評価になったりします。
A様のケースはプロセスを大切するタイプと成果に価値をおくタイプの
違いからA様に対する誤解が生まれています。
A様、決して手を抜いてるわけではありません!
逆に一生懸命考えているから効率的に物事が運びます。
そのことが、先生には悪知恵を働かせているように映ったんでしょうね。
その先生、卒業の時にA様に謝ったそうです。
「俺はおまえのことを誤解していた。悪かった」って
人間関係って持っている特質の違いを理解すると
その人の良い面がたくさん見えてきます。
特に指導する立場の方にはいろんなタイプの特質を
知っていてほしいです。
思春期の多感な時期に傷ついたりすると
せっかくの特質を抑え込んだりします。
その人がその人らしく生きられないなんてもったいないですからね
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