只今お勉強中です。
私のための、私のためだけの、
備忘録です。
悪しからずご了承くださいませ
P3~8
■序文
<まとめ>
今日のビジネス界が直面している中心問題は
商品の不足ではなく、
顧客の不足である
競争状態にある個々の企業が、実現可能な限度以上に市場シェアの拡大を目指した結果
ほとんどの産業が消費者の購買能力をはるかに上回る生産力を有している=過剰生産能力
ハイパーコンペティションをもたらす
競合各社は価格引き下げや景品の付加に走る
最終的に利ざやの縮小や利益の減少につながる
企業倒産、合併、買収を加速させる
価格に頼ることなく競争するには、どうすればよいのか?
→ その答えを教えてくれるのがマーケティング
過剰生産能力が問題となる今日、マーケティングの重要性はかつてないほど高まっている
マーケティングは企業の顧客製造部門である
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しかしながら、
ビジネス界においても、一般の認識においても、
マーケティングは相変わらずはなはだしい誤解を受けたままだ
企業は、製造部門を助け、製品を市場に送り出すことがマーケティングの役割だと考えている
だが、真実は逆
製造部門がマーケティングを支援するのである
製造部門はいつでもアウトソーシングできる
企業に繁栄をもたらすのは、その企業のマーケティング・アイデアと提供物だ
製造、購買、研究開発(R&D)、財務といったさまざまな機能は、顧客市場における企業活動を支えるために存在するのである
(企業にとって、マーケティングこそが、重要だと言いたいのかな???)
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販売とマーケティングの違い
マーケティングは、しばしば販売と混同される
だが、
マーケティングと販売は、ほとんど正反対ともいえる活動だ
販売・・・製品が完成してからスタートする
マーケティング・・・製品が存在する以前にスタートする
マーケティングとは・・・
・人々が求めているものは何か、自社は何を提供すべきか?を、あらかじめ探る
・製品やサービスなどの提供物を市場投入する方法、価格、流通経路、プロモーションを決定
・その結果を評価し、長期にわたって提供物を向上させる
・提供をやめるかどうか、やめるとしたらいつやめるかを決定する
マーケティングとは短期的な販売活動ではなく、長期的な投資活動なのだ
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産業革命期にくり返し聞かされたのは、製造業者の次の言葉であった。
「これは私が作りました。買っていただけませんか?」
これに対して、情報化時代の到来を告げるのは、
消費者の次のような言葉である。
「これが私の欲しいものです。作ってもらえませんか?」
マーケティングの目的は販売を不要にすることだ
(ピーター・ドラッカー)
マーケティング・マネジメントとは、
標的市場を選択し、優れた顧客価値の創造、伝達、提供を通じて、
顧客を獲得、維持、育成する技術である
マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突きとめ、その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し、組織が最も貢献できる標的市場を選択したうえで、当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求めるビジネス上の機能である
マーケティングの役割・・・たえず変化する人々のニーズを収益機会に転化することである
マーケティングの目的・・・優れたソリューションを提供し、購買者が製品の探索や取引に費やす時間や労力を省き、社会全体の生活水準を向上させることによって、価値を生み出すことにある
マーケティング活動・・・目の前の取引に固執することではない。
今日の売上と引き換えに明日の顧客を失うことがよくある
マーケターが目指すべきは、顧客と長期にわたる互恵的関係を築くことであって
単に製品を売ることではない
事業の価値 < 顧客の生涯価値
個々のニーズに見合った提供物やサービス、メッセージを
適切な形で適切な時期に提供できるよう、顧客を十分に理解する必要がある
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企業における、マーケティング担当部門が組織されることの一長一短
長所
顧客理解、顧客サービス、顧客満足などの専門的技能を備えた、質の高い人材を集結できる
短所
他部門が、あらゆるマーケティング活動はその部門が担当するものと思い込んでしまう
マーケティングは以下の部門に限定された活動ではない
・広告の制作
・媒体の選択
・ダイレクトメール発送
・顧客からの問い合わせ対応
マーケティングは以下を組織全体で解明する、より大規模なプロセスなのである
・何を作るべきか
・製品を顧客のもとに届け、入手しやすくするためにはどうしたらいいか
・引き続き購入したいと思わせるにはどうすれば良いか
マーケティングの戦略と活動の範囲は、顧客市場に限られたものではない
・投資家から資金を調達する → 投資家向けのマーケティング
・有能な人材を集める → 才能あふれる人々が入社したくなる価値提案
マーケティングの対象が何であれ、自社を気に入ってもらうためには
相手のニーズと欲求を理解し、競争優位性のある価値提案を示す必要がある
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マーケティングを学ぶのは大変なことなのだろうか?
良い知らせ・・・1日あれば学べる
悪い知らせ・・・使いこなすには一生かかる
→ 「新しいことを学ぶことほど、喜びをもたらしてくれるものはない」
マーケティングが無用になる日は永遠に来そうもない
ただし、過去に学んだことが、そのまま通用するわけではない
今後10年のうちに、マーケティングは徹底的な手直しを受けるだろう
市場は目まぐるしく変化し、ハイパーコンペティションの様相を呈している
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またまた、長いので、もっとコンパクトにまとめてみよう
ビジネス界が直面している問題
「商品不足」ではなく、「顧客不足」
この問題を解決するために必要なのが、「マーケティング」
マーケティングは企業の顧客製造部門である
マーケティングの誤解
マーケティングが製造部門を助け、製品を市場に送り出す
製造部門がマーケティングを支援する
企業に繁栄をもたらすのは、その企業のマーケティング・アイデアと提供物
販売とマーケティングの違い
販売・・・製品が完成してからスタートする
マーケティング・・・製品が存在する以前にスタートする
マーケティングとは短期的な販売活動ではなく、長期的な投資活動
マーケティングとは
マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突きとめ、
その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し、
組織が最も貢献できる標的市場を選択したうえで、
当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、
組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求めるビジネス上の機能である
マーケティングの目的は販売を不要にすることだ
マーケティング担当部門は必要か?
真に優れたマーケティング組織では、誰がマーケティング部門の人間なのか区別がつかないものだ
組織に属する1人ひとりが、顧客への影響を考えたうえで判断をくださなければならない
マーケティングを学ぶのは大変か?
一日あれば学べるが、使いこなすには一生かかる
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「序文」では、マーケティングの必要性と誤解。
マーケティングとは何か、ってことが書かれてました。
松原さんのビジネス小冊子には、
「マーケティングのもっとも根本的な考え方は、お客たちの事実が何か?を知ることです。
そしてその事実を満たしてあげるように応えることです。」
と書いてありました。
「聞いて、応えること」
ですね!!!!!
各章を読んでいて、ちょっと、「マーケティングって何だったっけ???」と
わからなくなってしまったので、再確認でした