こんばんは
Aroma&Candle Sou エツコです
土曜日は講義の日でした
私は「免疫系」と「精油のプロフィール」を担当しました
「精油のプロフィール」は精油の香りを試し、その特徴や作用、化学成分を勉強するという内容の講義です
アロマテラピー検定では31種類の精油を勉強しますが、アロマテラピーインストラクター・アロマセラピストになると、それ以上の種類の精油を使い分けられるようにならなければいけません(試験に出題されるのは検定テキストに出てくる31種類だけですが)
私が働いているスクールでは60種類近くの精油を勉強します
こんな感じで(分かりづらいかな)ムエットの先に精油の名前を書いて準備しておきます
一度の講義で15種類以上勉強することもあるので、生徒さんの鼻が疲れてしまうコトもしばしば・・・
先日の講義はミカン科とフトモモ科の精油についてだったのですが、同じ精油でも生徒さんによって
「この香りはリラックス」
「この香りはリフレッシュ」
と、感じ方が違うんです
それが良いとか悪いとかではなく、人間の嗅覚ってホントに人それぞれだなぁ・・・って思います
さらに。
生徒さんを見ていて面白いのは、香りを嗅いだ時、その香りが好きだったか苦手だったかは感想を口に出す前に、表情で分かるんです
香りを嗅いだ瞬間、にっこりするか、しかめっ面するか・・・
ホント、嗅覚に対する反応って正直ですね
私はいつも「精油のプロフィール」の講義を担当する時は
「苦手な香りがあったとしても『臭い』『嫌い』と言わずに、できるだけポジティブな感想を言うようにして!」
と言っています。
人間の味覚が年を重ねるにつれて変わっていくように、香りの好みも日々変わっていきます。
だから今は苦手な香りでも、いつか好きになる可能性があるんです
最初に「臭い!」「嫌い!」とレッテルを貼ってしまうと、その後再びその精油を手に取ろうという気持ちにはなかなかならないですよね
なので「苦手な精油に出会った時はポジティブな感想を!もしかしたらいつか好きになるかもしれないから!」というコトです
第一印象は大切です
生徒さんと精油の出会いの場に立ち会う講師は、責任重大ですよ
ではまた