言語化が苦手。文章が苦手。

普段、よく喋るほうで、気心の知れた内輪の仲間同士では、おもしろおかしくよく喋る、と思う。
でも、日記とか作文とか書き言葉は苦手。
文字の言葉で伝えること、表現することが下手。
文章にするのが苦手、センスがないのだと思う。

苦手だとだから、いろいろ言い訳をする。
果たして、その「言葉」で表現できているのだろうか、充分なのだろうか、すべてが伝わるようになっているのだろうか。そんなふうに思ってしまう。
その言葉についての認識が、みんなが等しいわけではないと思う。
ある程度の定義は共通であるものの、ちょっとずつ違うはず。その人の経験だったり、環境だったりによって、微妙にその言葉への解釈は違うだろうし。
「赤色」といわれたとき、思い浮かべる色が人それぞれ少しずつ違うように。
小説とかは、読み手の想像の余地があってそこがいいのかもしれないけど。

会話だと、相手の反応によって、もっと別の言葉で言い換えたり、声の調子やら表情とかほかの手段も併用して、思うところを伝えようとすることもできるけど。
どうも書き言葉にするのは、本当に苦手。

語彙が乏しい。洒落た言い回し、センスがない、そもそも基本的な文法がちゃんと身についてないのかもしれない。

だから私は、とてもよいことがあったとき、それを表すのにふさわしい言葉が浮かばない。記して残しておくことができない。
わたしが持っている言葉を用いたなら、その途端に陳腐なものになってしまうから。
自分で目でみて、がっかりしてしまう。せっかくのいいことも。
だから、とてもとてもとてもいいことは、敢えて言語化しないで、そのままフワフワと大切にその気分を味わうだけにしとく。反芻するように何度も。
そのほうが私的にはしっくりくる。

言語化することで明確になることもあるけど、決めちゃうことにもなるから、曖昧なモワモワしたままで心地よいものは、そのままでもいいよね。