会社で、部長が後輩ちゃんに資格の話をしてた

〇〇を持ってるなら、〇〇も簡単にとれるんじゃない?

そしたら一時金もらえるし、俺も頑張るから一緒に受験しよ?


と、試験のスケジュールや売っているテキストを調べてアピールしてる


近くに座っている私のことは全無視真顔


以前から、なぜかこの人との折り合いが悪くて

こうやって無視されることが多々あった


胸がぐうっと苦しくなる


私の中になんにもなければ


『え~、私も頑張ってみよっかな~』とか横から話に加わったり

もしくはなんとも思わなかったりするんだろうな


胸のぐう~を否定せず、消そうと思わず見つめ続ける

少しすると収まる


そして、くそ~!私も頑張る!!と心の中で鼻息を荒くする


別の日、決まっている書類の提出の仕方があって

それを分かっていない後輩ちゃんが部長に相談したら

(本来、ルールを知っていなくちゃいけないのに

 それを分かっていないということにも腹が立つ)

『その添付書類はいらないんじゃない?』

と勝手に決めて、それで話を進めてしまうゲロー


すぐ隣にいる私に聞けばわかることなのに

後輩ちゃんも部長も私がいないかのようにふるまう


息が止まる

涙が出そうになる


もうこのまま、全てのことに口を出さず

ロボットのように流されて仕事だけしていようかと思ってしまう


ネドじゅんさんのことを思い出し、

頭をからっぽにしてお腹に集中する


お腹の中にぐるぐると炎のように動き回る苦しさを

感じながらも、自分でなんとかしようとか消えて欲しいとか思わないようにする


いつものようにスウっとおさまる


そして、クソ野郎!!負けるもんか!!私もこっそり資格とって

 

見返してやるう!!!ムキー

 

と、ここ最近めっきり静まっていた何かのエンジンが急にフル回転したようになった

 

日々ぼんやりと過ごすことに不安があって、何かしなきゃなあと思ってはいたけれど

 

思いがけずやる気スイッチが入った(笑)

 

 

自分では何も選択していない

 

目の前に現実が立ち上ってくるだけ

 

 

この感情を無視して静まることはできる

 

だけどこの波にのっかろう

 

怒りや悲しさでスイッチが入るなんて

 

漫画の主人公みたいだなと、少し笑ってしまう