natsuです。


ある日、キャンプに行く前にサラポの家に寄った

キャンプや前に返したいものがあったから。


玄関に出てきたサラポは、

何も言わずに、『ほい』と私に手渡した。



もう何にもいらん、という私に

『私が渡してる訳じゃないから』と言う

またかーと思いながら(罰当たり)

受け取り、キャンプに向かった 


吉野の山奥のキャンプ場

なんと、泊まるのは私たったひとりだった

17時に管理人さんもお家に帰ってしまう

山奥にたったひとりで泊まるのか、私



管理人さんもさすがに

『出たくなったら門を開けて出れるようにしておきますからね』(逃げ帰ってもよい)と告げて帰られた。


ひとり焚き火をし、ご飯を作る

怖くなったら車で帰れるようにビールはやめて、ノンアルにした



私以外誰もいない



空には、星

山奥で獣が鳴く声が時々する

熊とか獣がやってくることはないのか

お化けが出たら…


私は、おもむろに朝もらったお札を並べた



いらんと言いながらも貰っておいてよかった(すみません)


その途端感じた

お化けなんて近寄れる訳が絶対ないという確信を持ってしまえるほどのパワー


不思議なもので

その後、怖さがなくなって

ビールをのむ、もう今夜は帰れない

星を満足するまで眺めた後、テントで眠り朝を迎えたのだ。


外が明るくなる頃目覚める



守られた、と感じた瞬間

しみじみとコーヒーを淹れて飲んだ


ポツポツと雨が当たり、振り返り驚く



虹だ🌈🌈

くっきりと美しく微笑むような虹だった🌈🌈