四十肩・五十肩

 

なんでなるの?

 

ってずっと疑問に思いながら対処しておりました。

以前の記事

 

四十肩・五十肩・六十肩の再発を繰り返す方

 
に記載させていたあいていますが、
カルシウム代謝
これも要因のひとつです。
 
ネット上でもいろいろと調べてみたりもしていますが、
情報としてはほぼ腱板炎を四十肩・五十肩と間違えている記事ばかりです。
 
腱板炎と四十肩・五十肩は症状は本当に酷似してます。
 
ですが、ちゃんと知りましょう。
腱板炎は整形外科学テストやモーションパルペーションであったり、検査をする方法はいっぱいあります。
整形外科でレントゲンを撮ってもらえば、ちゃんと写ります。
ですがこのレントゲン、炎症も写っちゃうんですよね。
 
炎症を間違えて、石灰の沈着と判断されてしまう場合もありますが、
大半の整形外科医の先生は間違えないかと思います。
 
さて、石灰です。
どうしたらいいの?
 
なのですが、動かして流す・壊すが一般的ではありますが、
これが起こる原因はなんで?
 
と研究を続けてきた結果
 
1.使いすぎによる炎症から石灰化(癒着の方も)
2.筋肉の硬縮によって血流が悪くなることで石灰化
3.古傷(以前に痛めて、癒着をお越し可動制限が残したままの方など)
4.他の部位からの負担が一極化した結果
5.頚椎性の問題から発症
6.サプリメントの不適切な摂取によるもの
7.ストレスによって起こるもの
8.etc
 
7ですが
これにたどり着くまでに10年近く要しました
 
ストレスと四十肩ですが、
要因として
ストレスと胃
 
これによって、血液が酸化しやすくなる
酸化によってカルシウムが沈着しやすくなる
 
これは尿管結石、腎臓結石と同じで、
徐々にたまっていく形から、2週間程度でたまってしまうケースがあるのではないか?と思っております。
 
 
これは、40代・50代の肩は管理職につく方が多く
ストレスもMAX状態の方が多いかと思います。
※その他にもストレスはあるかと思います。
 
ストレスによって起こる疾患は非常に多いのですが、そのうちのひとつだと思います。
 
※ストレスによって胃に問題が起こり・・・ 結果として肩にという流れで記載させていただいておりますが、
・・・の部分は
他の部位に影響が出て2次・3次と反応が出る事が多いので、
人によって肩に出るまでの道筋がさまざまであるということなので、
ここは企業秘密とさせていただきます。
 
 
ここで、肩の石灰ですが、
凄腕の整形外科医の先生の場合
関節内に溜まった石灰を注射で抜く作業ができる先生がいらっしゃいます。
しかし、ただ刺して抜けばよいというわけではなく、
靭帯の損傷を最小限にとどめる必要性があり、
特殊な方法で靭帯を避ける作業を行い、注射で抜いていきます。
 
抜かれたものは破砕がされている状態(注射針を通過するサイズ)であれば
ちゃんと白濁した石灰が抜けます。
ただし、完全に石灰化してしまっているわけではなく、白濁し圧力が高まったり、小さな刺激となるくらいのものが多いようです。
 
減圧すれば一時的に痛みも収まりやすいかと思いますが、
収まりやすいだけはすぐに戻ります。
 
整体やマッサージ、針灸の先生でも
ここまで熟知されている先生は数少ないと思います。
 
四十肩・五十肩でも本当に石灰が溜まっている状態は四十肩
溜まっていない状態の場合は腱板炎
を疑うべきです。
 
レントゲン・超音波・動的テスト・静止テスト・整形外科学テスト(ドロップアームなど)を利用するとよいと思います。
 
次に、この中に靭帯損傷(腱板損傷)を起こしている方がいらっしゃいます。
損傷は軽度なものの場合は皮膚表面に炎暑反応が出にくいため
サーモグラフィーを使っても特定できないことが多いので
ベテランの先生の温感に頼るしかない場合もあります。
 
これも靭帯損傷が軽度の場合はテストを行っても
痛みはあるけどできてしまったりという事が多く
判断が難しい事もありますので
そういったケースもある事だけはご周知いただければと思います。
 
四十肩・五十肩と診断されて
整体で1度・2度で治ってしまう場合は、大半が腱板炎になっている場合で
石灰として写るものは、炎症があって写ってしまうもののケースがあるので、
整形外科医の先生であれば、炎症かな?石灰かな?とお話をしてくれると思います。
 
そういった場合は整体で早く治る事もあるので、
相談してみてください。
 
ある程度細かいところまで記載しております。
ベテランもしくは知識のある先生であれば、ある程度推測できる記事にしたつもりです。
 
それでもなかなか治らないという方は、
この記事上にある ・・・・  の部分が原因になっている可能性があるので、
そこは探ってみてください。
 
揉む・緩める・カイロプラクティックの肩関節矯正をしたあと、
数日痛みが残るケースがありますので、アイシングの指示はしておかれるとよいかと思います。
ただし、アイシングで痛みが出てしまう場合は
別の原因を探る必要性がありますので、
原因を探ってくれるしっかりとした知識をお持ちの先生に相談してみてください。
 
※一部の原因となりうるものを切り出してこれで治る!と宣伝をしているものではありません。
 あくまで四十肩・五十肩のしぶとい部分の治療法の1つとして捉えていただければと思います。
 
※四十肩が石灰化し始めている時期は急性期とよばれるのですが、
少しずつ痛みが大きくなるケースや、痛みが急激に増えるケースもあるので、知って置かれるとよいかと思います。