単色少女は彩る世界を嫌った
虚ろな目で 隅っこへすぐ逃げるの
新しい夢見て 怖くてまた怯える度
隅っこへすぐ逃げるの
泣きそうな表情で

何処か隠れる場所を探しては
触れて心に色を知るんだ

あぁ、こうやって嘘みたいに
笑えた時間はどこに行った
どうやって思い出すのか
わからないよ


単色少女は彩る感情嫌った
腫れた目で 空を眺め
才能羨んだ
他人を見て 不貞腐れて泣きそうだ
「どうすればいいの」と嘆いていたんだ

さぁ、なんだって迷っては
また隅っこに隠れ出すんだ
もう隠れるところなんて
どこにもないというのに


単色少女は彩る世界に向き合う
止まっていた時間が
静かに動き始めたんだ


血液が巡るように
見える景色が廻っていく
進む時計の針が憂鬱を振り払っていく
単色少女は呑み込まれそうな空を見ている
滲んだ涙を拭いてその手を伸ばしていた


過去の少年と手を繋いで
仲良く歩く美化道
他の奴らの相手は
また今日も変わっていく
そんな人生が楽しいかい?
僕の人生が正しいよ
だってだって僕はずっと
一途なんだ偉いでしょ?


忘れました達成感
失いました恋愛感情
頼りなのは過去の
僕だけ


歴史を止める唄を唄うよ
僕の僕のこの左の手首から
赤い赤い唄を唄うよ
心の涙が雫になって
落ちていくのは
この星



歴史を刻む一人になって
どれほど世界を変えれただろう
手を離すのもできないのに
馬鹿なこというなよ


こんな人生寂しいです
満足なんてしてませんよ
でもでも今までの僕に納得はしてるよ


僕は変わりたくないから
僕は変わらないままでいるのに
周りが変わるから
僕だけが変わっているみたい


大嫌いな世界を見てきた
僕の僕のこのふたつの瞳から
青い青い唄を唄うよ
本当の涙が雫になって
落ちていくのは


皮肉にもこの
僕の嫌いな
たったひとつ
望まれて生まれた命が
確かにある場所で


大嫌いな自分の唄を唄うよ
僕の僕のこの冷たい喉から
黒い黒い唄を唄うよ
本当の言葉が鋭くなって
突き刺さるのを見ててよ


逃げたくて
ただ逃げたくて
僕の僕のこの
たったひとつの身体から
赤い赤い唄を叫ぶよ
本当の自分を自分で絶って
堕ちてくのも
この星
この 地球 (ほし)
ひとりぼっち



とんでもない現象 どうやら透明人間になりました
  万々歳は飲み込んで
ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて
  一つ覚えで悪かったね
まあしょうがない しょうがない 防衛本能はシタタカに
  煙たい倫理は置いといて
あんなこと そんなこと煩悩妄執もハツラツと


聞きたくなかった陰口と
焼き付いたキスシーン
リセットは別の話
もう頭が痛いよ


大 嫌い 嫌い 嫌いな僕が   見えてますか ルンパッパ
知らん 知らん 顔 して 凭れるナナメが欲しいだけ
楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間
見えないクセして 世迷い言垂れても 意味ないじゃん


混濁とコンタクト コンダクターこんな僕を導いて
  セルカークばりの粋なシチュエイション
ああでもないこうでもない あんなことこんなこと もう沢山  
  つべこべ排他的感情論
どうやら一方通行のお友達は膠もなく
  随分大胆な夜遊びね
世界一無害で尚且つ傍若無人なゴミにはなれたでしょう


そこに僕がいない事
誰も気づいちゃいないでしょう
そもそもいない方が
当たり前でしたね


大 嫌い 嫌い 嫌いな僕を   覚えてますか ルンパッパ
知らん 知らん 顔 して   楽しく生きるの やめてくんない?
楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間
爪噛む悪いクセ 今更止めても 意味ないじゃん


大往生を前にして
しゃがれた老父は笑ってた
そうかそうか道理で
ひとりじゃ 笑えない


大 嫌い 嫌い 嫌いな僕が   張り裂けて ルンパッパ
届 かない 戯れ 言
内緒の悪口 ありがとう


大嫌い嫌い嫌いな僕を どうか忘れないで
ごめ んね それ でも 端っこでいいから 座らせて


交差点 人ごみの真ん中を急ぐサラリーマンが
すれ違いざま

半身で確かに避けたんだ



いまぼくはここに