集めた動画をDVDに焼く方法 YouTubeなどで動画をダウンロードしても、結局は見ないでパソコン上でただ容量をとっていることが多い。そんな動画をDVDにしておけば、容量もとらないし、見る気にもなるはずだ。 ここでは、自分で集めた動画をDVDに焼く方法を徹底ガイドする。もちろん、全て無料だ。 ◇用意するもの ■DVDに焼く動画 YouTube などの動画サイトから入手。 ■DVD-R ■DVDドライブ 書き込むにはDVDドライブが必要!! ■DVD Flick:http://www.dvdflick.net/download.php このソフトは簡単操作であらゆる動画ファイルをDVD化してくれるソフト。AVIやMPEGだけでなく、「YouTube」などからダウンロードできるFLV形式や、WMV形式にも対応している。 流れ的に自然にインストールできるはずだ。 ◇作成するDVD全体の設定 ①DVD Flickを開いたら、「Project Settings」をクリックして設定パネルを開く。「General」タブの「Target Size」を「4.3GB」に設定する(二層ディスクに書き込む場合は「7.4GB」を指定)。 ②次に「Video」タブをクリックして、「Target bitrate」を設定する。この設定は、作成されるDVDの「画質」と「収録時間」に影響する設定で、数値が高いほど画質が高くなるが、その分収録時間が短くなる。 ③「Burnig」タブでは、出力するDVDデータの形式を指定する。ここでは直接DVDの書き込みを行うので、ドライブへブランクメディアをセットしておき、「Burn project disc」にチェックをいれて、「Drive」のプルダウンから書き込むドライブを設定する。 ④出来たら、下の「Accept」をクリックして閉じる。 ◇動画を登録する。 ①「Add title..」ボタンをクリックするか、動画ファイルをドラッグ&ドロップして、動画を読込ませる。コーデックがインストールされていなかったり、動画が壊れているときは登録できない場合がある。 ②動画を登録して、左にあるメーターが赤くなると容量オーバー。動画の数を減らすか、上の項目の②に戻って、ビットレートを低く設定しよう。 ③登録して順番で再生されるため、気に入った順番に入れ替える必要がある。順番を入れ替えるには、移動させたい動画を選択して右項目の「Move UP」または「Move Down」で移動できる。また、「Remove title」をクリックするか、DELキーを押すことで動画の削除も可能だ。 ◇いよいよDVDに焼く ①右下にある「Browse」をクリックして作業データを出力するフォルダを指定する。 ※ ここで指定したフォルダの中身は、変換作業時にすべて消去されてしまうので注意!! また、全角文字のフォルダは指定できない。 ②ここまで設定した項目をプロジェクトファイルとして保存しておく。「Save project」ボタンをクリックして、プロジェクトファイルを保存しよう。保存したプロジェクトファイルを「Open project」で開けば、DVD設定や登録した動画の設定が表示される。 ※ 自動シャットダウンを行う場合は、プロジェクトファイルは必ず保存しておこう。 ③最終確認!! ■DVDの容量がオーバーしていないか? ■ハードディスクの容量は十分か? ■登録している動画のファイル名や、保存フォルダに日本語を使用してないか? ■作業用フォルダには大切なデータが入っていないか? 確認ができたら、焼く用のDVDをドライブに入れよう。 ④「Create DVD」をクリックすれば、確認ダイアログが出るので「Yes」をクリック、さらに作業フォルダの中身が消去される旨の注意書きが出るので「Yes」をクリックすれば、変換処理が開始される。 変換の進行状況は、左に表示される。「Encode Video」の行程は特に時間がかかるので、PCを使わない時間帯で処理をしよう。「Shotdown when complete」にチェックすると、処理完了時にPCが自動的にシャットダウンされる。 すべての処理が完了すれば「Finished succesfully」と表示される。ここでDVDの作成は完了だ。 |