息子のアトピーのおかげで随分いろいろなことを考えたり学んだりすることが増え、
子どものおかげで親として成長させてもらっているのだな、と日々感じているこの頃です。
昨日、鍼灸師・保育士の夕部先生の著書「ママが楽になればアトピーは治る」を拝読しました。
これまでアトピーや、ステロイド、佐藤先生ご夫妻の著書や活動を中心に知識を貪っていたので、また違った視点で書かれているというところに惹かれました。
印象に残ったところは、
1 アトピーとの距離感をとる
2 ひとりにならずに上手に病院を頼ること
3 目標はIメッセージで
4 自分の気持ちを認めること
です。
アトピーとの距離が近すぎている母は、まず子どもの肌チェックで一日がはじまる…
うわっ!!私やん!!笑笑
意識せずともどうしても気になってしまうのです(´・_・`)
でも、子どもにしたら、「なんでママ僕の顔そんな心配そうにみるの?湿疹があるのは悪いことなの?搔きむしる僕は悪い子なの?」と不安になってしまうと思います。
反省!!
ごめんね、息子。
せっかく一緒に過ごせる楽しい時間を、アトピーに振り回されて棒にふるところだったよ!
アトピー肌じゃなくて、子どもの生き生きした表情が私は見たかったはず!
だけど、子どもの状態や体調の変化にはアンテナを張っていたいので肌チェックは、最低限!子どもに悟られないようにこそこそっと見ときます笑
2つめ
病院との付き合い方!
ステロイドは湿疹や痒みを伴うアトピー治療の王道!
だけど、ステロイドを使わずに診療してほしい!
生意気にも素人がそんなお願いをしてもいいのか?とためらう…
この前も救急で風邪を見てもらいに行ったのに、有無を言わさずステロイドやったし…
病院から足が遠のいてしまい、1人で脱ステされるお母さんも多いのだそうですが、
やはり、専門家に頼らずというわけにはいかないですね。
上手にお願いする方法や、脱ステに理解のある病院を紹介されていました、
とても参考になります!
3つめ
私は、このステロイドを使わないアトピー治療は、
子どものためだと思っていました。
だけど、夕部先生は、誰かのための目標は実現しにくいとおっしゃいます。
理屈で説明するのは難しいですが、
感覚では理解できます。
自分のために、子どもにステロイドは使わない
それが、結果子どものためになるのなら良いと思えます。
4つめ
自分の気持ちを認めることです。
今、息子は
顔の搔きむしりがひどく、良くなったと思ったらまた掻いて汁まみれになってかさぶたまみれになって剥がれて良くなって…
といった具合でいつになったら良くなるのやらーて感じです。
「もしかしたら、だんだん酷くなってるのかも?」
「また今夜もいっぱい掻いてる…明日どんな顔になってるのかなー(´・_・`)」
という不安。
あるあるです。
でも、こういうことで自分が不安になっているのだと認めることで
案外気持ちが落ち着きます、ということに気づかされました。
この本を読んで、
これからあとぴっことどのように関わりたいか考えたり、母が楽になった方が良いということを知ることができました。
そして、「子どもがアトピーだから」という理由でしてきたことも、
すこし減らしてみようかなって
肩の力をすこし抜きたいなと思いました。
息子ともアトピーとも自分の気持ちとも上手に向き合っていけたらいいなと思います。( ◠‿◠ )❣️