皆さんは音楽に何を求めますか?
癒し?
テンションを上げること?
楽しさ?
音楽は言葉から最も解放された表現領域であると様々な学者が言っています。
つまり、理屈では語れない部分が多々あるということ。
しかし、優れた批評、評論がどの分野にも存在して、その文化的価値を確認、共有できるように、音楽も力をもつ言葉で語ることには非常に意義があります。
しかし、僕の一番好きなブラックミュージックはあまりこのような言葉で語られることはありません。ない訳ではありませんが、非常に少ないです。
なぜ、ブラックミュージックは優れていると感じるのか?
なぜ、POPミュージックの進化の時、ブラックミュージックが関わっているのか?
そして黒人では無い自分が、ブラックミュージック万歳ではおかしくないのか?
など、語るべきことは山のようにあります。
そうしたことを意識しつつ、僕がブラックミュージックに向かうのは
一つは、音の持つ普遍的な魅力から、自分という者が何者なのかを考えさせてくれることです。
ブラックミュージックの進化は良いものを継承し、余分なもの、不要なものを捨てる、つまり、「抽出」の精神に支えられています。
ロックなどが、一つのムーブメントが飽きられると、全然違うものが流行するのと違い、ブラックミュージックは前のムーブメントの良い所が継承されているのです。
僕の取り分け好きな90年代のイーストコーストのHIP HOPは、サンプルがどうやら、60年代後半から70年代前半のFUNKとSOULに多いようです。
後のDISCOサウンドのような華やかさは無く、黒人達の置かれている状況への怒り、悲しみ、それでも立ち上がろうとする力強さ、逞しさ、汗臭さに溢れています。
僕の好みのHIP HOPがKRS-1に代表されるメッセージ色強いものが多いのですが、いかんせんリリックのリアリティは分かりません。
しかし、彼等がサンプリングしたものが、同様のメッセージを持っていた曲を使っていることに必然を強く感じます。
音、そのものに意味が無いように思えて実は必然がある。
ブラックミュージックの自分が“気持ちイイ"と感じる所から自分が音楽に何を求めているかが分かる、自分が何者かがあらわになる。
それがブラックミュージックの魅力の一つです。
iPhoneからの投稿
癒し?
テンションを上げること?
楽しさ?
音楽は言葉から最も解放された表現領域であると様々な学者が言っています。
つまり、理屈では語れない部分が多々あるということ。
しかし、優れた批評、評論がどの分野にも存在して、その文化的価値を確認、共有できるように、音楽も力をもつ言葉で語ることには非常に意義があります。
しかし、僕の一番好きなブラックミュージックはあまりこのような言葉で語られることはありません。ない訳ではありませんが、非常に少ないです。
なぜ、ブラックミュージックは優れていると感じるのか?
なぜ、POPミュージックの進化の時、ブラックミュージックが関わっているのか?
そして黒人では無い自分が、ブラックミュージック万歳ではおかしくないのか?
など、語るべきことは山のようにあります。
そうしたことを意識しつつ、僕がブラックミュージックに向かうのは
一つは、音の持つ普遍的な魅力から、自分という者が何者なのかを考えさせてくれることです。
ブラックミュージックの進化は良いものを継承し、余分なもの、不要なものを捨てる、つまり、「抽出」の精神に支えられています。
ロックなどが、一つのムーブメントが飽きられると、全然違うものが流行するのと違い、ブラックミュージックは前のムーブメントの良い所が継承されているのです。
僕の取り分け好きな90年代のイーストコーストのHIP HOPは、サンプルがどうやら、60年代後半から70年代前半のFUNKとSOULに多いようです。
後のDISCOサウンドのような華やかさは無く、黒人達の置かれている状況への怒り、悲しみ、それでも立ち上がろうとする力強さ、逞しさ、汗臭さに溢れています。
僕の好みのHIP HOPがKRS-1に代表されるメッセージ色強いものが多いのですが、いかんせんリリックのリアリティは分かりません。
しかし、彼等がサンプリングしたものが、同様のメッセージを持っていた曲を使っていることに必然を強く感じます。
音、そのものに意味が無いように思えて実は必然がある。
ブラックミュージックの自分が“気持ちイイ"と感じる所から自分が音楽に何を求めているかが分かる、自分が何者かがあらわになる。
それがブラックミュージックの魅力の一つです。
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