ちょっと前に

「クリーピー 偽りの隣人」

って映画を観たんです。

 

引っ越し先の隣に住んでる

父親がヤバい話。

 

 

娘さんいわく

「あの人お父さんじゃないです。

全然知らない人です」

らしい。どゆことって話よね。

 

 

でこの父親役の香川照之さんが

すごいんですよ。

 

普通じゃない感じがね

びんびんするんですよ。

 

世間話しててもどっか不気味だし、

会話が成り立たなかったりするんです。

でも妙に優しいときもある。

まさにサイコ。近寄りたくない。

 

 

 

 

で観てて思ったんですが

これしつこいセールス断る時に

使えますよね。

 

 

ちゃんと断っても

なかなか引き下がらない。

もちろん良い人もいますよ。

 

でももう来てもらわない為には

「ヤバい奴だ」と思わることが重要です。

 

 

 

まあまず

家にセールスマン来ますよね。

 

 

 

 

 

 

普通はインターホン越しに

攻防繰り広げると思うんですけど

それじゃまた来ます。

 

 

ここはね、

もう出ちゃいます。

 

 

 

 

 

もう出過ぎるくらいに。

 

挨拶聞き流しながら

結構前に進みます。

セールスの方抜かします。

この時点で「変な人」には

なってます。

 

でもそれでいいんです。

まず自分のペースに

持ち込みます。

 

 

それですかさず

「虫の話」します。

セールスマンの方を振り返らず。

 

「あの〜〜虫、ジャマですよね〜。

いや、ね?パソコンをやってるとねぇ

画面に張り付いて張り付いて……

この季節はねぇ〜〜」

 

 

「は、はあ……」

 

 

で思い切り虫を追い払う仕草します。

いなくてもやります。

 

 

「ああああ〜〜〜!邪魔だなぁ〜〜!!

……あっセールスの方?」

 

 

これで結構引くと思います。

たぶん「そうですね、あっ、これ資料なんで良かったら

目だけでも通してください」って紙渡されて帰ると思います。

しかしそれでも引き下がらない人には

もう家あげちゃいます。

 

 

危険かと思われますが

あえてあげます。

 

 

出来るだけ相手の顔の近くまで

自分の顔を近寄せたあとに

 

「私はそういった物はいらないんだが

それでもというんなら話だけでも

聞きますよ。どうぞ、ほら」

 

「は、はい」

 

「どうぞ」

 

 

でカーテンは全部締めときます。

暗い部屋を演出。

 

 

リビングに招き、

テーブルに腰着かせます。

 

 

「お茶でもいれますよ」

 

 

そういってキッチンの方へいき

お茶を用意するフリをして

姿を隠します。

 

できるだけ時間を

かけます。

 

耐えられなくなった

セールスの方は

私を探しだしますよね。

 

「はせがわさん?

 

……すみません〜」

 

 

まだ出ません。

押し入れとかに隠れてます。

 

 

「はせがわさん………?」

 

 

それで不安になったところを

突然目の前に現れてビビらせます。

 

「うわあああっ!!」

 

「あ〜すみません、

 お茶が切れてましてね。

 

どうしました?」

 

 

「いや、なんでも……」

 

この時点で

多分相当帰りたがってると思います。

そう、帰りたくさせるのがミソ。

「私はお話だけしにきたので」と

言い出すでしょう。

 

 

それでもね

全く動じず契約書なんか

取り出すもんならね。

 

 

諦めて下さい。

 

 

ここまで立ち向かう人は

もう無理です。

契約しましょう。

 

 

まあ実際こんなこと出来たら

本当にヤバい人なんですけどね。