”子どもの頃にお茶を習ったのは、お母さんが「やってみる?」って言ったから”

 

そんな根拠のない先入観があったんですが、

同じお稽古場に通っている小さいさん達は

自ら「やりたい」と言って始める子が多く。

お抹茶も和菓子も無理、でもお手前は好き。という子もいて

茶道との関わり方は人それぞれだなあと思う今日この頃です。

 

そんなキッズ達の中に一際熱心なAちゃんという子がいて、

私と同じお稽古場と、もうひとつ別のお稽古場に通っているそう。

もう一方のお稽古場にはお友達と通う楽しみもあるらしく、

うんうんわかる。とおばちゃんホッコリしてたんですが。

 

先生が困ったように

「Aちゃん、お稽古はここか向こうか、どっちかに決めて?」

流派が違うらしいのです。

 

私たちが習っているのは裏千家、

Aちゃんがお友達と通っていたのはお武家の流派で

お手前の動きが全然違うため

Aちゃんも混乱するし、先生もお稽古を進めるのが難しくなるのが理由だそうです。

 

主流の三千家でも、表、裏、武者小路で

動作の細かい所に違いがあり、

これがお武家のお作法だともう何をか言わんや、となるわけです。

 

かくしてAちゃんは裏千家を選びましたが、

Aちゃんが裏千家のお作法をしっかり習得した後に

お武家のお作法も身に付けたら、それはカッコいい事になるだろうなあ。

一人で勝手な事を思いつつ、おばちゃんは和菓子をモソモソいただきました。

 

Aちゃんには言わなかったですが、お武家の流派は先生曰く難しいとのことです。

ただ、色んな流派の人が集まるお茶席で「おっ」と言われる確率は非常に高し。

 

お稽古は絵入りのお懐紙使ってます。

かわいい系が多かったけど、カッコいい系も出てきて嬉しい限り。

お茶事は白無地です。

【懐紙】和詩倶楽部 懐柄紙 般若心経(雲) 30枚入り (KG-022) 大豆インキ使用 濃いめの絵柄で両面違った雰囲気で使える懐紙

 

【懐紙】和詩倶楽部 懐柄紙 雲龍 30枚入り (KG-021) 大豆インキ使用 濃いめの絵柄で両面違った雰囲気で使える懐紙

 

【懐紙】和詩倶楽部 懐柄紙 千鳥紋 30枚入り (KG-042) 大豆インキ使用 濃いめの絵柄で両面違った雰囲気で使える懐紙