人は知らないうちに崩壊の一歩を踏み出す。

今日は土曜日。朝はちょっと余裕があったのでイッヌ3匹をお風呂に入れました

割とみんなお風呂嫌いじゃないので手はかからないのだが、なんせ3匹。チワワといえども体力的にしんどいので結構疲れる。

先週の土曜日からブログを書き始めて1週間経ちました。正直３日で終わるかなと思ってはいたが、意外にも読んでくださる方がいたのでモチベが下がることもなく更新継続。ありがとうございます

と言うことで真面目にこれからもブログは継続できそうなので、私のことを文章にしてみようかなと思う。誰にも一から話したこともないし、口頭だと頭がこんがらがってまとまらなくなるので病院の先生にすら詳細に話したこともない。訳のわからない文章になるかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。

私は【コロナ禍初期の被害者】でコロナが流行り始めた頃、ちょうど私は専門学校に入学する年でした。当然感染対策でリモート授業の毎日。

音楽の学校なのにリモート。楽器の授業ですらリモート。イベントができることもなく、ただただ2年が過ぎていきました。

そんな状況で音楽の夢を妥協し就職をしていく友人たちを横目になんとしてでも残ってやろうと言う強い意志の元、私は2校目の専門入学を決めました。今思えばこの選択はどうだったのかなとよく考えます

2校目の専門ではしっかりとした対面授業、たくさんのサポートを受けることができました。

しかし、今までと環境がガラッと変わり、同じ学年の子は二つも歳下。周りの大人は私が2校目の専門ということがわかっていたので『まぁできるよね』という態度で私に接する日々。全く学べる機会がないままの2校目で学びたいという意志で学校に行っていたのに周りから【あなたならできる】という眼差しで見られることにちょっぴり孤独を感じつつ、なんとか誤魔化しながら学生生活を送っていました。

そんなある日なんだか身体がしんどいなと思うようになり、そのときは気づかなかったのですが、後に持病の数値が悪くなっていることがわかりました。何も知らないまま、しかも遠距離通学でしたので疲労の蓄積が凄まじかったと思います。

『きっと疲れているだけ』と誤魔化しエナジードリンクで凌ぐという生活。身体はしんどいし、先生方からのプレッシャーの中課題を進める。今思えば明らかにSOSは出ていたのに当時の私は全く気づきもしませんでした。

そんな中ある日個別に『担任からアイドルの楽曲提供をやってみないか？』と言われ、落ちてきたチャンスは全部拾うタイプだったので、すぐさま楽曲制作に取り組みました。その時課題が結構な数あり、それと並行しながらの制作。完全なるキャパオーバー寸前でしたが持ち前の器用さでなんとか完璧にこなしました。ある日それをそのアイドルの作詞を担当している方に聴いてもらう機会があり、いい反応をもらえたし、アドバイスももらえて私はとても嬉しかったことを覚えています。

しかしその後、偶然通りかかった喫煙所前で担任から楽曲のことで話しかけでもらい、私が『これからブラッシュアップしていきたいのでアドバイスをください』というと担任は私に『もういいよ。自分の曲作りな』と笑って言ったのです。頭が割れるような感覚でした。楽曲提供の話は白紙になったのです。その後のことは衝撃すぎて記憶にありません。これが私の精神崩壊のきっかけでした。

今思えばあの『もういいよ』はどんな意味だったのだろう。。。普通だったらうまく気持ちの処理ができていたのかもしれません。

でもキャパオーバー寸前の私にはとっても重たい言葉でした。全部が否定されたような。

あの時泣かなかったのは我ながら偉いなと思いました。

溜め込み過ぎていっぱいいっぱいの人間にはちょっとした言動で全てが無になってしまう。

嘘のような話だけど本当にあるんだなと身をもって感じました。

当時のことを思い出しながら書いているのでちょっぴりしんどくなりました