私が家に着いた一時間後。
お母さんとお話してるその時にね、ピンポーンて配達屋さんが来たの。
ドアを開けたら、なんと大きなお届け物が2つ!
差出人をみたら、親友からだったの。
一つ目の箱の中を見てみたら、中には、
お母さんに毛糸のカーディガンや靴下、手作りのバックとティッシュケース。
私には電気毛布と靴下、あとはお菓子。
他にも有機野菜とかのスープとかお菓子の詰め合わせがたくさん入ってた。
彼女と、彼女のお母さんからのクリスマスプレゼントだったの!
家にある物ばかりだから気にしないでなんて言ってたけど、
入っているモノ全てが、考えて贈ってくれたんだなとわかるモノばかりだった。
私とお母さんへのお手紙も付いてたよ。
そしてね、
もう一つの箱には、コレ。
コレにはこんなメッセージが添えてありました。
【「千羽鶴」ならぬ「千パン蔓」を贈ります。
作ってみたら、小学生の工作みたいだし場所取るけど、
これが私と母の祈りと応援のカタチです。
このヘンテコアートを見て、あんとあんのお母さんが少しでも笑ってくれるといいなと思います。】
そうなの。
けーこと彼女のお母さんが、千羽鶴を作ってくれたの。
お母さんはパンとお菓子の先生だったから、鶴をパンやお菓子に変えてね。
ひとつひとつが本当に細かくて、たくさんの種類のパンが並べられてた。
きっと、手本を見ながら作って、色を付けて、紐に通して…
すごく手間と時間がかかったと思う。
毎日忙しいのにね。
その光景を思い浮かべると、本当に嬉しくて…
私はお母さんが末期癌になって、神様が大キライになった。
誰も自分の悲しみはわからないと嘆いたりもした。
きっと、お母さんも同じこと考えたりしたと思う。
でもね、
私たちにはこうして心に寄り添ってくれる人がいる。
親友だけじゃない、思えばいっぱいいるね。
そういう事って、普段は気づいてるようで気づいてない。
未熟だけど、こういう時に改めてわかるね。
気持ち全てが嬉しくて、お母さんと私は涙が止まらなかった。
お母さんの前では泣かないと決めていたけど、嬉し涙は流していいよね。
今年、私たちにはサンタさんから、愛と素敵なクリスマスプレゼントが届きました。
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