大人になると
ちゃんとした服装を求められる
機会が多くなりますよね
つい先日
礼服を注文したお客様
ふとこんなことを
聞いてこられました
”礼服と喪服って違うんですか？”
これなんとなく感覚ではわかるけど
しっかりと答えられると言う人は
恐らく少ないはず
今日はこの礼服って存在の
要点だけをギュッと
書いていこうと思います！
ブログ責任者の
堤崚次とは・・・
スーツでゲストの人生を変える
これをビジョンに
大分県で独自のセンスで
オーダースーツを作成し
ゲストの人生を変えている
スーツで人生を変える男
2024年4月22日号
それでは行ってみよう！！
そもそも
なんでお客様がこのような
質問をしてくるのかというと
似ているからですね
喪服と礼服が
例えばみなさんが
お葬式に参列されたとします
あの人、礼服や。。。
とか
あの人は喪服やな。
とか
わかりませんよね
そう、大の大人が見ても
わからないくらい
礼服と喪服は似ているんです
でも
スーツ屋はわかるんです！！
そのポイントを説明しますね
実はあなたも
無礼をはたらいていた可能性がありますよ
まず大きな違いは
・生地
・背仕様
この二つです
生地って黒でしょ？！
ってなりますよね
そうなんです
黒なんです
礼服の場合は
ブラックスーツと言って
黒の生地であればなんでもいいのです
しかし！！
喪服の場合はそうはいきません
喪服の場合は
濃染加工と言って
特殊な加工が
施されたものでないとダメなんです
喪服を想像してみてください
なんかやけに黒くないですか？
あれって実は濃染加工が
施されているんです！！
濃染加工をバリ簡単に説明すると
黒の生地がより黒に見える
加工です
説明になっていませんね
ごめんなさい。笑
とりあえず
喪服は濃染加工が施された生地
礼服は普通の黒の生地
そして次！
背仕様ですね
スーツのジャケットの背中側
センターかサイドかで割れていますね
これが
礼服の場合は
センター、サイドどちらでもいいんです
しかし
喪服の場合は違うんです
ここに割れ込みがあったら
ダメなんです
ノーベントいうやつですわ。
喪服はこれじゃないとダメです
ひらひらと割れていては
笑われてしまいます
あの人割れてるよって。。。
礼服と喪服には
生地と背仕様
こんな違いがあるんです
じゃ2着持たないと！
ってなりそうですが
そうじゃないんです
私はちゃんとした
喪服を持っていたら
それでいいと思います
礼服と併用ができるからです
結婚式に参列する場合は
ネクタイをシルバーにして
お葬式に参列する場合は
ネクタイをブラックにする
こうすることで併用ができます！
礼服を持っていたら
お葬式がちょっと、厳しいです
また併用することを
考えるのであれば
ベストを一緒に作ると良いでしょう！
結婚式など慶事の場合は
ベストをつけることで
格式がアップしカッコよくなります！
以上を踏まえてまとめをすると
濃染加工が施された生地を使って
喪服をスリーピースで作る
※スリーピースとはベスト付きのこと
こうすることで
結婚式に招待された場合
お葬式に参列する場合に
恥をかくことはないでしょう！！
それでは今日はこの辺で！