どうも今日はカラダのダルーぃ、アマポン『ヌ!』です。
前回
は、アメリカがアフガニスタン内で戦闘行為に及ぶにあたり、「劣化ウラン弾」と言う特殊な砲弾を用いていることが、戦争と言う問題をさらに超えた重大で深刻な事態を招いている、と言う事実までを話したところだ。
このアフガニスタン、軍事的な紛争は10年どころではなく、ざっと30年近くの間に及ぶ。
その中で、この10年と言うのは、皆さんも恐らくご存知の「アメリカ同時多発テロ」が2001年に起こってからこっち、首謀者とされた「ウサマ・ビンラディン」をかくまってるんじゃないかってことで、アメリカを中心とした連合軍が、当時のアフガニスタン政権「タリバン」相手に戦闘を仕掛けた流れの部分を指しているんだね。
まぁま、この問題自体もひじょーに深刻で、現在も国際問題として度々新聞でも取り上げられているのだが、前回にも話した報道ステーションでの内容は、その中でも「劣化ウラン弾」を使用することの危険性についてだ。
●劣化ウラン弾とは?
『ウラン』
…と聞けば、やはり皆さん
『=放射能』
と言うイメージが湧くに違いない。
「ん?アメリカはまだ核兵器を使ってるのか!?」
とまで考えた方は少々せっかち。そうではない。
現在のところ、第二次世界大戦以降、実験を除いては核兵器は使用されていない。
では劣化ウラン弾とは一体なにか?
それくらいは今回この機会に知っておこうじゃないか。
…とはいえ、ググって出てくる小ムズかしい知識をコピっては、このブログの意義がなくなってしまう。
ので、誤解を恐れつつも、至極カンタンな説明にとどめておく。
そもそも我々ド素人は、砲弾と言えば的(まと)に当たると、「ドカーン!!」と爆発するものを思い浮かべてしまうが、今回の劣化ウラン弾などは、大きなくくりで言うと「徹甲弾」と言う分類の砲弾で、要は爆発じゃなくって相手の装甲をブチ抜いて破壊する弾だとイメージしてもらえばいいだろう。
「ブチ抜く」ためには、硬くて重い金属が必要になってくる。
そこで白羽の矢が立ったのが、「劣化ウラン」と言うことだ。
劣化ウランは、原子力発電で使用されたウランの残りカスのようなものなのだが、硬さ重さと言う点では非常に優れており、それまで主に徹甲弾に使用されていたタングステンに代わり、アメリカが実戦投入したのだ。
で、何より放射能の心配はないの?と言うことであるが、答えは…
『不明』
…だそうだ。
言い方を変えよう。
『有害だって証明できるだけのデータはない』
…とはアメリカの見解。
ここまでの知識を持って、アフガニスタンの現状を見てみるとしよう。
●アフガニスタンの今
今、アフガニスタンでは奇形児が生まれる確率が通常の倍に上ると言う。
特集の中では
眼球の無い新生児
肛門の無い新生児
頭ほどもある腫瘍を伴った新生児
…そんな子供が映し出されていた。
その子たちが生を受けて生き長らえることは容易ではない。
たとえ生き延びたとしても、彼らが皆と同様に生活することは困難である。
通常の倍…そんな異常が起こり得るのは、特殊な外部要因と考えるのが自然だろう。
そして劣化ウラン弾。
疑わしいものが目の前にあると言うのに、アメリカも…なんなら人間の健康を一番に考えるってのが主旨の国連機関WHO(世界保健機関)までもが
「劣化ウラン弾が犯人と断定するだけの証拠がない」
って理由で野放し状態なんだ。
(厳密にはアレコレと声明は出してるが、使用を止めるべきと言うものはない)
そんな問題じゃないと思わないか?
ある人がヒドい伝染病にかかったとしよう、彼はその病気が蔓延してる地域から来たが、まだ症状は現れていない。
あなたなら彼をどう扱うだろうか?
そう、きっと何日か彼を世間から隔離し、伝染の有無を確認するに違いない。
しかしアメリカは、
「症状が出たら隔離するよ、でもまだ病気かどうかわからないじゃん。だから今は彼の自由を奪っちゃダメだ」
と言ってるのよ。どう思う?
やっぱりこんな風(皆さんが同じ思いであると信じ)に感じるのは我々が日本人で、広島や長崎の目を覆う惨状をより近い立場で見聞きしているからなんだろうか?
私の気持ちの根底にあるのはやっぱりただひとつ、
「これからの未来を背負って行く子供達に大人の事情を押し付けんじゃねぇ!」
…これに尽きるんだ。
なんで子供が苦しまないといけないんだろう。
●今もまた…
最後にひとつ。
報道ステーションではこんなやりとりもあった。
(難民キャンプにて)
取材者「前回訪れた時に僕が抱っこした女の子はどこに?」
母親「貴方たちが訪れた2ヵ月後に、凍えて死んでしまったよ…」
皆さん、こんな場所が我々の住む地球にはあると言うこと、決して忘れないようにしてほしい。
そして自分の考えを持とう。