タイトルを入力して思ったんですが、「食育」って単語は最初一発で変換されません。最近よく耳にするのですが、造語なのか、と思って調べてみたら法律もちゃんとあるんですね。
「食育基本法(前文より抜粋)」
子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。
ちょっと勉強になりました。
で、僕が先日参加したのは子どもたちが通っている保育園の行事です。地元ボランティアのおばさん達のご指導のもと、親と子で料理をしてみんなで食べよう!という企画でした。メニューは、以下の3種類。
○ 鮭と牛乳の炊き込みご飯
○ 大豆入りお味噌汁
○ にんじん白玉フルーツポンチ
正直言いまして「牛乳炊き込みご飯」にはかなり抵抗がありますね。外国の方がジャムを白ご飯にかけて食べていましたが、「ご飯=お茶・和風だし」「パン=牛乳・コンソメ」という固定観念がどうしても抜けません。僕はフルーツポンチを担当することになりました。
にんじん白玉ってどうやって作るんや?と思いきや、白玉粉をにんじんジュースでこねるという非常に単純なものでした。大人が粉とジュースをこねて、子どもたちはワラワラと集まってきて団子を丸めます。タネはきれいなオレンジ色で、ゆでるともっと鮮やかなオレンジになり見た目はとてもきれいでした。
試食後の感想ですが、牛乳ご飯は結構おいしいです。ほのかな牛乳味も全然いやな感じじゃなく鮭との相性もいいです。よく考えたら、スモークサーモンでパスタ作るときは生クリームだし、リゾットにはパルミジャーノやバターどんどん使うし、バター醤油は反則的においしいし、どれも相性抜群なんですよね。今度家でも挑戦したいです。
うちの子に「団子はどんな味がする?」と聞いたところ、即答で「みかん!」とのこと。「もっと噛んでよく味わってみ」「うーん、オレンジ!」「・・・もっとよく噛んで。にんじんの味せえへんか」「えー、あ、ほんまやにんじんの味した!」本当に分かったかどうかは怪しいもんですが、楽しかったし、おいしかったので全然いいです。仕事休んで行った甲斐がありました。