少し前に、友人の一言から、自分の中のテーマになっていることがあります。
それは『好き・嫌い』の感情。
ちょっとした会話の中、俳優さんの演技力や、TVドラマの作品の面白さの話題に。
そこで、私がゴスペラーズの話をした時に、『それは好き!だからでしょ?!』と言われ、それが妙に私にインパクトを残したのです。
と言うのは、私がゴスペラーズのCDを買い、LIVEに出向く、ということは、単に好きだから、ではない大きな理由があるな~と改めて思ったんです。
それは、ただ『好き』の感情だけではないということ。そこには、多大なる『好奇心』と『尊敬』が存在しているな~って。
そう、私はゴスペラーズが大好きですが、一般人として好きなわけではなく、アーティストとして好きなのですから。勿論、人柄も好きですけどね!
ファンになりたての頃、『この人達の歌を、生で聴きたい、どーしても生で聴きたーい!!』という想いが心を占領していました。
そして、次はどんな曲で、どんなアレンジで、どんなリードでパフォーマンスを魅せてくれるんだろう?! と駆り立てられる好奇心がいつも止みませんでした。(現在もですけどね!)
小さい頃からずっと歌が好きで、色んなアーティストのCDを楽しんできた私の、初めての気持ちでした。
ファンクラブに入ったのも、自力でチケットを購入し一人でコンサートに行ったのも、3○歳にして初めてですよ!それ位、他のアーティストとは格段の差なのです!
12年間ずっと好きでCDを買い続けてるのもゴスペラーズだけです。
ルックスやキャラクター先行で、カッコイイ、もしくは可愛ければ、歌や演奏やダンスが下手でも、好きだから応援してる人は沢山いると思いますが、私はそのタイプではないということです。
先に書いた友人の好きな女優さんは元アイドル。元アイドルですから顔は綺麗かもしれませんが、整形してますし、歌も演技も上手いとは言えず、スタイルも悪い…正直アーティストとしてはなんの才能もありません…。唯一カリスマ性があるのかな、って思いますが…(^_^;) でも友人は彼女を『好き』なんですね!
でも私は違う、ということです。
何よりも先ず、技量先行です。
歌手なら歌が、演奏者なら演奏が、役者なら演技が、ダンスパフォーマンスするならダンスが一流でないと、お金を出す気にはならないということですね。
そして、そのアーティストの作品やパフォーマンスが自分の感性に響いた時初めて、『好き』という表現になるな~って思いました。
カッコイイとか綺麗と思っても、下手な人は好きにはならないし、反対に、上手くても自分の感性にフィットしなければ特別好きにもならないということですね。
ただ、好きではないけど上手いと思う!ということは良く言います(o^^o)
でも、カッコ良ければ(もしくは可愛ければ)、好きだから下手でも良いの、と言うのは絶対あり得ません(⌒-⌒; )
「ゴスペラーズのクオリティが下がったら、いつでもファンを辞められる!」と言った時、息子が「ファンてそういうもんじゃないだろ!?」的なことを言ったのですが、イヤイヤ、ファンだからそういうもんでしょ!?
(この時、彼が好きなサッカーで例えたら納得してました!)
恋人じゃないんだから…(⌒-⌒; )
私はアーティスト ゴスペラーズが好きなのですから!
でもあくまでも、アーティストとしてのクオリティが下がったら、ですからね!
大丈夫、そんな心配は要りませんから。好奇心旺盛で、次から次へと新しいモノを魅せて、でも土台は決して崩さないゴスペラーズ。
古き良きモノと新しいモノの両方を大切にし、自分達のオリジナリティで我々に伝えてくれるスタンスが、そして自らが一番楽しそうな吾人が大好きです。
こちらの好奇心も常にフル回転です。だからファンは辞められませんよ~(o^^o)
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By ♪Armonia
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