1ヶ月くらい前のとある帰り道、長男が「ママ、これ行ける?」とペラっと一枚の紙を渡してきました。
紙に書かれていたのは、お友達の誕生日会の案内。
おぉぉー
とうとうこの日が来てしまったかぁ。
これ、海外生活初心者なパパママなら共感いただけると思うんですけど、お作法もノリも、なんなら言葉もわからない「パーリー」に招待されるのって、ホントに憂鬱なんですよねぇー
(楽しみにしている子供には申し訳ないけど)
海外生活7年目。
一応、タイのお誕生日パーティーたるものを経験してきたので、めちゃくちゃ未知の世界ってわけではないんですが、それでも新しい土地ではじめまして!な保護者が集まる場所に乗り込むのはドキドキ。
おそらく下手な英語でソーシャルトークしなきゃいけないだろうなーという気の重さも加わります。
あと、豪華な誕生日会を目の当たりにして我が子に「自分もやりたい!」と言われることも懸念だったりします
ま、それでも何とかなるというのも、これまた過去の経験から知っているので、早々に参加の意向を固めて主催のお母さんに連絡しておこうと思ったら…
あれー
招待状にお母さん(お父さん)の名前も連絡先も書いてないや。
書いてあるのは、開催場所の公園名と日時。
そして
Bring your own NARF
No present thank you
と。
はい、これ、海外生活初めての頃だとドギマギしたと思うんですが、この案内からしっかりと重要な情報を読み取れるようになりました。
この会が「参加してもしなくても、遅刻しても、早く帰っても何の連絡もしなくてよい、ゆるい会である」ということを
そう、日本で生まれ日本で育った私の文化にはないんだけど、「主催者に出欠の連絡をしない=主催者が誰が何人来るかわからない」パーリーが、海外には存在するんですよ


ここに、最初、わたしのような日本土着の民は戸惑うんですよねー。
ふふ、でもそんなトラップをものともしなくなったとは私も成長したもんだ。
しかし、次なる関門
「No present thank you」をどう読み取るか問題。
おけ、ノープレゼントね、、手ぶらで行くわ!でいいのか…
ノープレゼントといわれようと、おめでとうの気持ちはプレゼントで表わすのが当然よ!!なのか…
これは悩む
ちなみに、タイのインターに通ってたお子たちは、基本富裕層で、かつ、今恵まれているのは前世で徳を積んだ証という思想なため、ノープレゼントなんてあり得ませんでしたー。
とにかく誕生日もクリスマスもプレゼントに囲まれた子どもたちの写真をSNSにあげまくるのがちょっとしたステータスみたいなところもあり…
「気持ちが大事だから、来てくれるだけでいいのよ!」と口では言うけど、わかりやすくモノで気持ち表すのがお作法。
これでもか!と大きなプレゼントで登場するゲストも沢山いました。
(決して教育上いいと思えないです。タイで子育てしてて、唯一この点は好きになれなかった)
うーん、こちらはどうなんだろう…
と、不安になったので、顔の広い日本人ママに尋ねてみました。
そしたら「私も疑問に思って現地ママに聞いてみたけど、主催者の子と小さい時からすっごく仲良いとかなら持って行くかもだけど、この場合は本当に手ぶらでよさそうって言ってたよ」と。
ということで、プレゼントは用意せず、NARFのみ持って行くことに。
しばらく家で眠っていたNARFの電池を入れ替え(我が家のは電動なので)、Kマートでバレットを買い準備
▼日本では見かけないNARFとはいわゆるエアガンみたいなおもちゃ
日曜日12時という、お昼を食べてから参加した方がいいのか、向こうで何か用意されているのか、はたまたみんなピクニックのように持参しているのか、これまた謎な時間ではあったけど…
ランチが出たとしても、うちの子どもたち食べない可能性あるので、サクッと家で食べてから向かいます〜
これまでの経験上、5分前とかに着くと誰もいなくて、なんだか気まずい思いをしたりするので、ちょっとゆっくりめに家を出ます(特に今回は時間制で場所を借りてるとかでもないので)
しかし、直前でやっぱり手ぶらで行く自信がなくなり(笑)、せめてスナックくらい持って行った方がいいかなとか思い始めて、家にあるお菓子を何種類かエコバッグに詰めて出発
会場到着〜
はい、すでに広範囲にNARFを持ったギャングたちが散らばってます![]()
見つけるや否や、長男は「車降りていい!?」と、私たちが駐車スペースを見つけるまえに、走って合流〜![]()
もうバレットの行方気にせず、ばんばん撃ちまくります。
中にはランボーみたいなベルトリンクを装備してる子や、ゴーグル、フェイスカバー、バレット格納ベスト装着もいます。
いやーこんなところで、NARFパーティーだなんて、この年頃のボーイズには最高に楽しいだろうな![]()
で…
バースデーボーイはどの子なんだろう…
バースデーボーイズのパパママはどの人なんだろう…
主催者がわからない
先に到着していた日本人パパママに「えっと、主役の子とそのお父さんお母さんってどの方?」と尋ねてみるも…
「我々もわからない」と。
その後方、ジュースなどが用意された東屋みたいなところに、オージーお父さんが3人ほど談笑してたので…
夫に「出番だよ!」と促し、ナイストゥーミーチューしてもらい、「ところで、バースデーボーイとその両親はどの方?」と聞いてもらいます。
すると
「我々もわかんないんだよー あっはっは」と。
はい、でたー


ゆっる!
結局、その後も主催者から「はい、今日はようこそー私がホストでございますー」の挨拶もないまま、子どもたちは野山(公園だけどほぼ山)をかけ周り、ひたすらNARFを撃ちまくってます。
しばらくして、東屋に置いてる食パンを見て、食いしん坊次男が食べようとするのを制御していたら、1人お母さんが駆けつけて「食べていいわよー」と声かけてくれたので、「あ、あなたがバースデーボーイズのママ?」と聞くと「Yes」と。
そのおかげで、挨拶とお礼を伝えることができたんですが、たぶんそんなことでもなかったら、会の終わりまでお母さんと話すことなかったかもー。
あーソーシャルトーク気が重いなーなんて思ってたけど、ほぼそんな必要もなかったし(せっかくの機会に誰とも知り合えなかったのは、逆な残念なほどだったけど)、本当に手ぶらで大丈夫だったし、すごくカジュアルな会でした。
タイの富裕層もすごいけど、こちらの誕生日会もすっごいお金をかけると聞いていたのが、いい意味で裏切られた形。
とにかく、最高にゆるーい、それでいて子どもたちは最高に楽しい会でした!
…こんな誕生日会なら、わたしも開いてあげられるかも(だって、公園に集めてるだけだもん
用意するのはピザとジュース、カップケーキだけだし
)そんな気持ちにもなれました

