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ここから見えないものと話せる彼氏様と出会い、神々との対話が始まった。


別記事で書いているが、私の過去世で旦那だった人達がいた。

私は知らなかったが、彼らはずっと夢の中で私の無くなってしまった自己愛を心の器に満たすべく、愛を囁き続けてなんとか心を保たせてくれていたそうだ。

彼らの話だと、普通の人は60%程は自己愛があるらしい。それでも少ないそうだが、私の自己愛は30%に届かない程に少なく、もっと早く壊れていてもおかしくない状態だったそうだ。


なんとか‘’普通の人”として周りに認識されていたのは私自身の空元気と気合いと根性と旦那たちの愛だった。



私は彼らと話すようになったが、信じられなかった。

『私を愛す人なんて居ない。』

『私は愛されていい人では無い。』

『信用出来ない。また裏切られる。』

『私よりも良い女なんていくらでもいるだろうに。』

『私をその気にさせて弄んで捨てる気だな?』



私は元々他者に対して深い愛情を持っていた。


でも加害者が原因で全ての者に憎しみも持っていた。


私はこれ以上傷つくのが怖かった。

後で自分で言い訳や立ち直りができるように深く相手に干渉しないようにした。

だから、旦那たちの愛を受け取ることは出来なかった。


私は情がうつって、あとで深く傷つかないようにするために、彼らが早く私に愛想を尽かして離れてくれるように突き放すことも多かった。


彼らから逃げ出し、彼らが追ってこないように奈落の神タルタロスにかくまってもらえるように交渉し、永遠にタルタロスの中に居ることを条件に契約をした。


でも彼らは相変わらず私のことを連れ戻したいらしい。私は顔も知らない誰かにここまで愛されていることを認めることは出来なかった。


『私は愛されていい人では無い』

『私を愛す人なんて居ない』


旦那たち

「お願い、出てきて。」

「お前の代わりなんて居ない。」

「安心して、何も怖くないよ。」

「君はもっと幸せになっていい。」

「愛してる。お願い、自分を傷つけないで。」


↑ある日の旦那様とのやり取りの詳細


『自分が許せない』

『絶対に、お前(私)を○す』

『お前(私)が悪い』


私には彼らの愛が受けとめられなかった。

本気にしたくなかった。


何度愛を囁かれても、何を捧げられても、何度愛されても、私の心の天秤は揺れるだけで傾くことが出来なかった。



私には怖い存在がいた。


賢者

「アルさん、こんなことを続けても前に進むことが出来ません。聡明なあなたならそれくらい分かっているでしょう?」


それは自分自身。自分と同じ考え方をする自分よりも頭の良い存在。


賢者「私のカウンセリングを受けましょうか。」


私の過去世に置いて‘’賢者”と呼ばれた存在である。


賢者

「そろそろ、‘’不甲斐ない自分自身”を見ていられなくなってきましたので。」


この方からは逃げられなかったし、正しいがゆえに周りの誰も彼を止めてくれなかった。


賢者

「さて、今の現状を整理してみましょう。」


それまでの私はただ加害者が憎かったと思っていたが、1年ほど前に自己分析をしていたときに『自分を許せない』気持ちが私のカルマの核だと分かっていた。


でも許すことなんて出来なかった。自分で選択したことの責任は自分で取るべきだと思っていたからだ。


賢者

「それは、あなただけの責任ではありません。


あなたに正しい性教育や恋愛について学びの機会を与えなかった周りの大人たちやこの国の因習、加害者を止めなかった周りの人。

学生という子どもであり、未熟なあなたが判断できるようなことでもなかったでしょう。


それに誰にでも若かりし頃の過ちはありますので何もあなたが悪人というわけではありません。普通のことです。


あなたのせいではありません。だから自分を責める必要はないのです。」


この言葉でやっと私は自分を責めることをやめることを決めた。


てっきり、私の決断が全てだと思っていたからだ。



賢者

「さて、これらの情報を見返してみて、今はどう思いますか?あなたに責任は無く、ただ周りの環境が悪かっただけということに気がつきましたね。


あなたはあなたを許していい。

あなたはあなたを愛していい

あなたは精一杯人生を歩んでいます。


人を信じることが出来ない。人間不信には対策があります。

それはもうご自分で人を見る目を養っておられますよね。


『人に対して深入りしない』ことは今のあなたが徹底していること。引き返せるラインに常に立っているのであれば問題ないでしょう。


例えまた騙されたり裏切られてもそれは経験です。また改善すればいい。


他者を信頼するための1歩として、人を頼りましょう。」


アル(私)

「人の頼り方なんて分からない。」


賢者

「あなたは数多くの悩みを抱えています。

それを書き出してください。情報を整理しましょう。

そして、あなたのお知り合いの中でその悩みに回答を出せる適任者が居るはずです。


どう悩んでいて、自分はどうしたいのか。どういうアドバイスが欲しいのか。


あなたならこれくらいまとめるのは造作もないことでしょう。


そうしてまとめた相談事を相手に投げかけてみましょう。


あとは、そうですね。

あなたは相談するのは慣れていませんが、相談を受けるのは慣れていますね。今まであなたに相談してきたご友人を真似てみましょう。またどういう状況があればアドバイスしやすいのかはあなたが1番よく分かっていますよね。


ただ1つ注意点があります。あなたほど話を聞き出すことが上手い方はそうはいません。なので自分から話すように、情報を与えてあげるようにしましょう。


さぁ、あとは何も問題ありませんね。実行に移すだけですよ。」


そうして、私のカルマ解決と対策の話し合いは終わったのである。




あとはインナーチャイルドに懺悔して癒して抱きしめるだけである。


私の負の側面は祟り神になっていて、自分自身に危害を加える存在に成り果てていた。


無意識下の私と旦那たちやその仲間たちによって厳重に封印させられていた。


癒しが終わると残虐非道で攻撃的だった私の負の側面は「次加害者に会う機会があれば股間を全力で蹴る。」という祟り神よりは可愛い状態になっていた。


カルマが解消して、私の苦しみのほとんどは消えた。同化している旦那たちは私と同じ苦しみを分かちあっていたが、私の苦しみが消えて大泣きしていた。


私の変化としては声が軽くなった。胸に石が埋め込まれているような冷たさと重さ、痛さが消えた。


心の修復にはまだ時間はかかるが、悪化することは無くなった。



これが、私がカルマを昇華させた事のあらましである。








だがそれはそれとして、私をいじめたヤツらは絶対に許さないし、加害者への恨みはまだある。これらの感情については奈落の神タルタロス様と契約をしている。


『アル(私)を傷つけたものは全てタルタロスがその復讐を代行し、冥府の神として彼らに適切な処罰とタルタロスが個人的な処置をする』


神様っていつでも私たちをいていらっしゃるので、怖いですね。

死後を楽しみに今を生きていてくださいね。加害者ども。