↑前回




神が人に恋をするのは確かにある事ではある。



正直、


他者の色恋沙汰は「お幸せに」としか思わない。



異種族の恋愛を題材にした作品も


読まなくは無いのだが…



アポロン様

「君を愛しているよ。」



((どうしてこうなった…))🤦🏻‍♀️




再度、アナウンスするが



アポロンだぞ?

アポロン様:\( `・ω・)┐シュタッ


オリュンポス十二神の。

アポロン様:(*`ω´*)ドヤッ


超絶イケメンで。

アポロン様:( ー̀֊ー́ )ドヤァ


多種多様な権能持ってる多才なヒトで。

アポロン様:o(`・ω´・+o) ドヤァ…!


恋愛下手な。

アポロン様「そこ言わなくていいよ…トホホ…」


自己肯定感MAXなアポロンだぞ?



どうした?血迷ったか?



権能持ちすぎて過労で頭おかしくなったんだな?



話聞こか?





アポロン様

「君、自己肯定感低すぎじゃない?


私は何もおかしくないよ〜」




「そうでなければ、どうして私に惚れるんですか




アポロン様

「君は過去世でね、



私の本音を引き出してくれたんだよ。



私自身、無意識に押し殺していた部分をね。




私は医者だ。



患者が嫌がっても最短の治療をする。

(数千年前当時の話)



一時の激痛を乗り越えれば、



今後その症状に苦しまなくて済むんだからね。




痛くない治療ももちろんあるけど、



治すのに時間がかかり過ぎるんだ。




私は合理的な判断をしたと思うよ。




でもみんな『酷い治療をされた』



恨み言を言いながら帰っていく。




私は何も間違っていない。そのはずなのに、



どうしてこんなに



モヤモヤするのか分からなかった。





・自分のやっていることは正しいことだから。

・相手が苦しむ時間をできるだけ短くしてあげたい。

・自分にしかできないことだから。




そんな理由を自分に言い聞かせてた。



自分の気持ちには



気がつかなったし、



押し殺してた。



見なかったことにした。



気が付かなかったことにした。





でもね、そんなある日言われたんだよ。



「アポロン様、あなたは

傷ついていらっしゃいますね。」



って、君にね。




私は涙を流したよ。



君は慰めてくれた。



君は「人より神が優れているのに」って言ったけど



私の心の傷に気がついて、



教えてくれたのは、



ではなく、人間である、だったんだ。



だから、



私にとって君は特別だし、愛してるんだよ




私と君の魂はいわゆるツインレイと近しくてね、



私たちはとても良く似ているよ。



あの時もそうだったけど、



今の君も

「その人のため」と考えて行動して、



自分のことは全部後回しにして、



相手の数年先を考えてアドバイスしたり、



何かをしてあげたりしてる。



でも

相手や周りには

それが理解されなくて、



あまり良くない扱いをされて来たね。



君の心は傷だらけだよ。私も見ていて辛い。



だから私が

今度こそ君を救ってあげたい



今まで何度も間違えてしまったけれど、



今度こそ幸せにしてあげたいんだよ。




どうか、自分を卑下しないでおくれ。



愛してあげて。」




「まぁ…確かに…



それに気がつくのは私くらいだろうな…。



そうか…うん。…いや、だが、しかし…」




アポロン様

「ん?」




「やはり人違いでは…



(他に気がついた人もいるでしょ)」




アポロン様

「そんなわけないでしょ。」




私はやはり、自己肯定感が低すぎて納得できなかった。



続き↓