「青年社長」の下巻も読み終えました。

青年社長〈下〉 (角川文庫)/高杉 良
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下巻は、日本製粉と資本政策の交渉や株式公開への道のりが面白かったですが、人的がらみでは寂しさを感じる場面もありました。

会社が大きくなるにあたって発生する問題ではありますが、寂しさを感じます。


会社が大きくなるにつれて、創業役員メンバーの役員としての能力の問題が生じます。

多くの企業でこのような事態は発生します。

会社の発展とともに、そこで働く社員の能力も向上していかなければなりません。

特に創業メンバーにはマネジメント能力が要求されます。

一番重要なのは、人間力だと思います。

後から入社した人に、入社が早いだけでよいポストが与えられていては、不平不満が募りますが、その人に人間的魅力があれば、その人に対する妬み等がかなり軽減されると思います。


上下巻を通じて、ワタミの歴史と発展が上手く描写されていました。

事業の発展の中には、いろいろな要素があり、ややもすると一企業の一子会社になっていた可能性もありましたが、自分の信念に突き進むことによって道が開けることを感じました。