東洋医学では、体表面と内臓は深い関係があると考えられています。


■冷えを感じる場所■


*足先・・・足先だけの冷えは冷え性のなかでは軽症。

*足の甲・・・足の甲が冷えるのはストレスでイライラしがちだったり、ホルモンバランスが崩れている

*足首・・・加齢とともに冷えが酷くなる

*かかと・・・加齢との関係が深い。冷えだけでなくガサガサ角質や足首から先が疲れやすいなどの症状も伴う。

ひざ・・・加齢との関係が深い。だるさや痛みを伴うことも。

*内もも・・体を温める原動力低下。婦人病との関係も深い。

*お尻・・・体を温める原動力低下。子宮内膜症や婦人病の可能性もある。

*腰・・・加齢と深い関係があるところ。ここが冷える場合は早めの対策が必要。

*下腹部・・・体を温める原動力低下。婦人病の可能性がある。

*上腹部・・・おへそより上、胃の辺りが冷えてるのは胃腸の機能が低下している。不規則な食生活。

うなじ・肩から背中・・・全身を温める原動力が衰えている。下半身が極端に冷えている可能性がある。

*ひじ・・手先だけでなく、ひじまで冷えるようなら気や血が不足している可能性がある。


下半身、特に腰、ひざ、かかとはエイジングをつかさどる内臓(腎)の機能と深い関わりがあるため、この場所の冷えがひどいようなら早すぎる老化のサインととらえて対策をとりましょう。

臀部や内もも、足の甲など普通は冷えにくい場所が冷える場合は加齢の影響だけでなく、ホルモンバランスのくずれや婦人科系の病気の可能性もあるので婦人科でチェックを。