今夜は毎年恒例のサントリーホールで東京交響楽団第九演奏会でした。1978年以来「第九と四季」としてベートヴェンの第九交響曲とヴィヴァルディ「四季」の「春」と「秋」or「冬」を演奏し続けていた楽団桂冠指揮者秋山和慶氏が喜寿を以て昨年で担当指揮者退き、今年からクリスマス生まれの楽団音楽監督ジョナサン・ノット氏(57)の担当となりました。これにより演目から「四季」は外され、4名の独唱者も一新。でも券代は同じなので、まるで
肉が4品減ったけどコース料金は同じな某肉店のよう
さらに、引退したはずの秋山氏が23日に東京オペラシティで「第九」ほか1曲を振っていることが判明! さらにこちらの方が席料が2000円安い! というか知ったのは秋頃ですが、コンサートの指定席は先行予約で7月初旬に買ってます。もっとも、12/23は今や平日となり、演奏会に行かれない可能性があり、安易に「乗り換え」とか考えにくいのですが、とりあえず二人の演奏を比べてみないといけません。
さて今回。指揮者の交代は予想通り、演奏の激変をもたらしました。大きく二点に分類できます。
さて今回。指揮者の交代は予想通り、演奏の激変をもたらしました。大きく二点に分類できます。
・「まったりとした自主的な演奏」から「拍車をかけられた独裁的な演奏」へ
前指揮者はゆったりしとした、曲間の「間」も充分に取り、ゆったりとした指揮で、オケもそれぞれがマイペースで演奏しながら、全てが自ずから「仰ぐは同じき」ゴールへと向かっていくスタイルでしたが、新指揮者は盛んに身体を動かし各演奏者を指さしながら、オケ全員の手綱を握って鼻づらを引き回しながらゴールへ強引に導く独裁者型の演奏。この第九交響曲第4楽章は、独唱者の歌唱部が短くすぐ合唱が入る入るスタイルで、これは英雄に幻滅したベートーヴェンが、独裁者が登場するたびに民衆に倒されることを曲に込めだものだと解釈されているだけに、前指揮者と新指揮者の演奏スタイルの変化は、その逆行じゃん!と思ったりもしました。いつもの楽団席を間近に見下ろせる席から見ていると、前指揮者の頃は楽団員皆まったりと気楽に慣れた曲を弾いているような印象だったのが、今夜は指揮者の指揮に一矢乱さず追い立てられているような印象でした。もちろん、指揮者が独裁的でも、それで演奏がレベルアップすれば、全く構わないわけですが。
あれだけオーバーアクションすればさぞや疲れるだろうなぁ、と思いつつもそれほど疲れているようには見えていないのが、若さゆえか(でもσ(^^)よりは年上)。でも、見ている方はかえって疲れます。ふと思い出したのが、σ(^^)が毎月自催オフ会をカウンター全席で開催している大森の予約難和食店「みこころや」の店主の調理。彼はカウンター内でいつもテンパっていて忙しく料理しており、σ(^^)などはあまり気にしていなかったけど、参加者の中には、店主のテンパっている様子が見るに堪えないので、カウンター席でしか開催しないσ(^^)の「みこころや」月例会には参加したくないという人もいるほど。まぁ、σ(^^)は心が冷たいので、目の前の指揮者や店主がいくらテンパろうと気にはなりませんが、ふと関連づけて思い出したりもしました。
あれだけオーバーアクションすればさぞや疲れるだろうなぁ、と思いつつもそれほど疲れているようには見えていないのが、若さゆえか(でもσ(^^)よりは年上)。でも、見ている方はかえって疲れます。ふと思い出したのが、σ(^^)が毎月自催オフ会をカウンター全席で開催している大森の予約難和食店「みこころや」の店主の調理。彼はカウンター内でいつもテンパっていて忙しく料理しており、σ(^^)などはあまり気にしていなかったけど、参加者の中には、店主のテンパっている様子が見るに堪えないので、カウンター席でしか開催しないσ(^^)の「みこころや」月例会には参加したくないという人もいるほど。まぁ、σ(^^)は心が冷たいので、目の前の指揮者や店主がいくらテンパろうと気にはなりませんが、ふと関連づけて思い出したりもしました。
・演奏テンポが速くなった
前項の結果として、演奏テンポが前指揮者の時よりも明確に速くなり、曲間の「間」は短くなって曲全体が濃縮した感じでした。曲の始めも、前指揮者は楽団員たちの動向に目を配り間を置いてからおもむろに指揮棒を振り始めたけど、新指揮者は「黙って付いて来い」と言わんばかりにすぐ振り始めるので、楽団員を間近で見落ろしていたσ(^^)には、追い立てられているような楽団員の切羽詰まった様子がよく見えました。でも、個人的には、特に第4楽章については、今回のテンポ速い演奏の方が好きですwww 前指揮者の頃はどうしても曲に間延びした感があったけど、今夜は大艦隊が一糸乱れずに大洋を進むかのように終始乱れず変化なく安定した重厚な演奏だったのが、楽団員たちには大変だったでしょうけど、好印象でした。
昨年「今までの良き伝統が放擲されそうな懸念もあ」ると書いた最大の懸念だった、この演奏会を観賞した人のみが知る「例のアンコール」、今年は昨年以上に全く準備の気配がなく、「例の小道具」が全然見当たらない。例年通りにはやらないのか?と思っていたら、「第九」終演後に何度か出入りを繰り返した新指揮者がようやく指揮台に上がり、例年の曲を振り始め、2奏目の終わりに楽団員たちがどこに隠してあったのか?素早く「例の小道具」を出して設定、3奏目には無事「例のアンコール」が成立しました。開演前、これがなかったら来年は来ないかも、と思っていただけに、このアンコールが引き継がれてまずは一安心でした。来年も、また来るかな (^^ゞ

終演後、近くで食事する気はなかったのですが地下鉄駅に直結するビルを歩いていたら、昔よく通った「ブリアンツァ」の支店が。5年前にこの店が開店した頃、まだ無名だったオーナーシェフが、「開店したての頃はまだ行き届かないので、一段落してからきっとお呼びしますよ」と言っていたけど、その後シェフはTVに出まくりのスターシェフとなってしまい、よく通ってあげたσ(^^)のことなんかもうシェフは忘れてしまい、当時の約束は果たされぬまま現在に至っています。店の前を通ってみると、外から客席がまる見えなので、やっぱり寄らずに通過。もし良い店がなかったら、とっとと新宿まで出ようと思いつつ見つけたのが、インドネシア料理「スラバヤ ワヤン・バリ」六本木店。最高額コース(といっても2000円台)に一皿追加しても3500円弱で、某T茂並みの量ですっかり満腹。再訪ありありでした。ちょうどアジア料理好きのマイミクさんからメールが入ったので、「今夜こんな店を見つけました」と書いたら、行きたい!とのこと。来年には皆で行きましょう。
…などと食事したりメールしたりしていたら、隣卓に数名の集団が。今夜の演奏会の話をしていたので、同じ客かと思っていたら、なんと出演者たちでした。この第九演奏会はずっと、今夜と明日昼の二部構成なので、今夜は打ち上げもなく演奏後に皆でメシだったのでしょう。当然ながら、新指揮者の音楽監督に対する批判や陰口で盛り上がっていました。誰が聞いているか分からないこんな「公共の場所」で職場の人間関係や悪口なんて言っちゃいけませんぜ、言いたい気持ちは分かるけどwww すっかり耳年眞に盗み聞きしながら食事して、インドネシア料理がますます美味しくなりました。

終演後、近くで食事する気はなかったのですが地下鉄駅に直結するビルを歩いていたら、昔よく通った「ブリアンツァ」の支店が。5年前にこの店が開店した頃、まだ無名だったオーナーシェフが、「開店したての頃はまだ行き届かないので、一段落してからきっとお呼びしますよ」と言っていたけど、その後シェフはTVに出まくりのスターシェフとなってしまい、よく通ってあげたσ(^^)のことなんかもうシェフは忘れてしまい、当時の約束は果たされぬまま現在に至っています。店の前を通ってみると、外から客席がまる見えなので、やっぱり寄らずに通過。もし良い店がなかったら、とっとと新宿まで出ようと思いつつ見つけたのが、インドネシア料理「スラバヤ ワヤン・バリ」六本木店。最高額コース(といっても2000円台)に一皿追加しても3500円弱で、某T茂並みの量ですっかり満腹。再訪ありありでした。ちょうどアジア料理好きのマイミクさんからメールが入ったので、「今夜こんな店を見つけました」と書いたら、行きたい!とのこと。来年には皆で行きましょう。
…などと食事したりメールしたりしていたら、隣卓に数名の集団が。今夜の演奏会の話をしていたので、同じ客かと思っていたら、なんと出演者たちでした。この第九演奏会はずっと、今夜と明日昼の二部構成なので、今夜は打ち上げもなく演奏後に皆でメシだったのでしょう。当然ながら、新指揮者の音楽監督に対する批判や陰口で盛り上がっていました。誰が聞いているか分からないこんな「公共の場所」で職場の人間関係や悪口なんて言っちゃいけませんぜ、言いたい気持ちは分かるけどwww すっかり耳年眞に盗み聞きしながら食事して、インドネシア料理がますます美味しくなりました。
