一人鍋も「バーニャカウダ」も??四谷「りんごの花」 | 『今夜もおお腹いっぱい』

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 昨夜はマイミク/フォロワー(店)からの有力な誘いもないままにTwitterやアメブロを繰っていて偶然見つけた四谷の青森料理「りんごの花」の一人鍋。青森産品を使った鍋を【一人用も出す】とのこと。で開始日が今夜!となると【初日印】に弱いσ(^^)なので即行店に電話して行きました。
 週末上洛に関する祇園のお茶屋との段取り相談が早く済んだので店到着も予定時間を大幅に早く、まず海峡サーモン刺身と長芋の和え物を食べながら鍋を待ちます。鍋は二種類、青森地鶏「シャモロック」主体の醤油味鍋と、青森産品を中心にちゃんこ仕立てにした塩味鍋。σ(^^)は醤油味は近年避けているので後者に地鶏を追加。
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 真ん中に乗る人参は青森県の形ですね。鍋は塩味ベースで満足でしたよ。見た目より意外に量があり、他に注文しないで安堵。これで〆の雑炊か麺でも取れば充分でしょう。
 ふと「青森産野菜盛り合わせ」を別メニューで発見。二人前からなので、という女将の諫止?を物ともせず注文。まぁ野菜だから、食べ過ぎてももたれないし。で運ばれてきて愕然。
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 まるでバーニャカウダのような多彩な「絵になる」盛り付け。野菜の種類も関東や関西では見たこと無い、青森独特産の珍しい芋やかぼちゃの数々。これは充分、草食人口を惹きつけます。店長曰く「最初はバーニャカウダも考えたけど、やはり野菜の地味を味わって頂きたい」と、ナマで食すか、味噌か塩に絡めて食べる仕様に。
 それにしても先の一人鍋といい、この“バーニャカウダもどき”の野菜盛といい、目の付け所が違います。特に、いまだに一人客を断る高級自任レストランがフレンチやイタリアンを中心に(京都ではカウンター和食で)多く、この件では「一般客の、一般客による、一般客のためのレストラン評論」を標榜するあの辛口美食評論家T氏ですら、1名客を断るのは仕方ないと「店側」寄りだし。でもますます結婚率が下がる今後、外食産業は一人客対策を講じておかないと、旬を過ぎてから絶対に衰微しますよ(あ、呪いかけてる(^^ゞ)。外食客が常にカップルや集団行動できるとは限りません。恋人がいたっていつも一緒にメシ食えるわけではないし。
 また、あの野菜盛も、バーニャカウダが数年前にレストランメニューに登場して主に女性客の人気を博してから、次々と【マネ】が横行してバーニャカウダ食べ比べしているσ(^^)ですが、似つつも和の食法を外さずに「魅せる」料理は、他店とは一線を画して差別化できるでしょう。今やこれだけ、星の数より多いくらいに首都圏には数多のレストランが営業する時代。独自色をアピールできなければ生き残りは困難です。この野菜盛は案の定女性客のリピーターも多いらしく、恵比寿「園山」の野菜パフェと同様に、この皿に惹かれて来る客を確保できるでしょう。
 いやぁ、最初開業した頃は、メニューは郷土色豊かだとはいえ高い客単価に、この先どうなることか?と思ったけど、店開業以来次々と繰り出す新メニュー創造力の多才さに改めて驚きました。津軽三味線や寄席など、この店ならではのイベントも頻発して客を集めているし、四谷荒木町の外れにひっそりとできたこの店は、意外に大化けするかもしれません。