限定公開映画「はんなり -Geisha modern-」を見たどー | 『今夜もおお腹いっぱい』

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 京都の五花街+島原を取材した記録映画「はんなり -Geisha modern-」の日本公開が限定的に敢行、東京上映は2007年11月の六本木ヒルズプレミア特別上映会のみ。他の国内上映は2007年10月のなぜか都城市・宮崎市だけでした。今回も名古屋・大阪・神戸は巡回するけど、東京はなし。京都は3/19-25のみの限定上映でしたが、初彼岸の実家入りを無理やり調整して往路途上に上洛、観覧にこぎつけました。
 なんせ記録映画なので、ストーリー性はなし。σ(^^)が通う幾つかのお茶屋の中でもメインのお茶屋の女将など、出演している花街関係者多数が、場内で観覧している~≧(´▽`)≦ 花街のしきたり理解を促す映画ですし、今でこそ「祇園」だの「舞妓・芸妓」だのと庶民の憧れの的の花街ですが、当然ながら負の歴史も昭和40年代くらいまであるわけです。それには一切触れずにひたすら「芸道と伝統の継承者」としてのみ描くのは片腹痛いのですが、このことは日本のuntouchableなネタの一つなので、仕方ありませんね。ただひたすら花街賛美に終わるのでなく、時流に応じて花街も体質改革すべきだという主張が映画終盤では展開されていたのが好感。そういえば、弊お茶屋の女将も進歩的で早くから門戸を広げ、σ(^^)のような貧困庶民もgenerousに受け入れてくれてますし。
 負の歴史には封印しつつ、これまで唯我独尊だった花街が、21世紀を生き抜く上でどう自己改革していくべきか?その一つとして「情報公開」が盛んに主張され、改革を模索する関係者の姿が片鱗ながら垣間見られただけでも、斯界の基準では大きな進歩だと言えます。「一見お断り」などのプラスの特徴は残しつつ、開放すべき所ではより情報公開して、時流に媚びずとも巧みに適応しながらこの世界が文化として次代に受け継がれていかれることを願っています。