『珍馐记(珍饈記)恋する美食の宮廷記』
2022年 4月 中国 全17話
Disney+配信中
出演
凌小小→何瑞贤(何瑞賢)
皇太子→王星越
邦題に「恋する」なんてのを入れると途端に安く見えてしまうが、この使用頻度の高さは本当に謎である。
丁度、尚食を観終わった頃にDisney+での同時配信が始まったので、出演者の被りが気になった。皇后も同じ人だったし笑
ネタバレ
尚食のように風呂敷が広がっていないので、物語の中心は凌小小が宮廷の珍饈房(皇太子専用の調理場)で料理の腕を振るい、そこで芽生える皇太子との恋愛模様のみを描いていて、案外観やすい。
珍饈房が中心となるので、料理の描写、特に食べる人の口元や表情をひたすら見せられる笑 いや、これが兎に角美味しそうに見えるのだからひたすら路線も案外成功している。
料理の腕もさながら、意志が強く振る舞いもはっきりしているので、中盤でほんの少し皇后や皇帝の側室などにいぢめのようなものに遭うが、裏で皇太子がなだめたりと何だかんだでさっさと解決するのが良いし、料理人同士の揉め事なども、凌小小の機転などですぐさま解決。
序盤、珍饈房の女同士のいがみ合いや貶め合いがありはするが、終盤は固い友情で結ばれるという、なんとなくほのぼのしているドラマだった。
16話の途中で、年齢を重ねた皇帝(皇太子だった男)が本を閉じる描写に変わり、あれ?結局、皇太子の座を捨てていなかったのか?と困惑したが、オルタネート(もう一つの)エンディングというタイトルで17話が付いている。
一個目のエンディングは、料理人を選んだ凌小小を皇太子がその座を捨て追いかけた演出となっているが、オルタネートでは、皇太子を選び皇后になる様が描かれる。
どちらにしろ最後は二人一緒になるけど、前に宮廷で争った料理人(名前忘れた、、、)が突如再登場し、料理大会とかいう訳の分からない話を見せられてからの、本をそっ閉じ部分がやはり困惑している。
エンディングが二つある狙いは何なのか笑
どっちを選んでも幸せだったね!的な何か、、、