毎年夏になるとむしょうに聴きたくなる曲があります。
それは松田聖子の「ピーチシャーベット」です。
この曲はコアな聖子ファン以外、あまり知られていないかもしれません。
1983年に発売されたアルバム「ユートピア」に収められている曲で、作詞はおなじみの松本隆、作曲はシンガーソングライターの杉真理です。
すごくキャッチーなメロディーで、歌詞も夏を感じさせるポップな内容です
なぜこの曲がシングルにならなかったのか不思議なくらいです。
特に印象的なのは「真夏のプールの帰りに」という部分です。
ここのメロディーがどうにも耳にこびりついて離れないのです。
当時この曲を彼女が歌っているコンサートの模様をテレビで観て、いっぺんに気に入りました。
その時にテレビ放送が受信できるラジカセでそれをカセットテープに録音していました。
私はその頃中学生で、ちょうど夏休みの最中でした。
ジージーとせみが鳴いている蒸し暑い昼下がりに、扇風機の風を浴びながらこの曲を何度も聴いていたのを覚えています。
ちょうど今、外でせみが鳴いています。
もうじき梅雨が明けて本格的な夏がやってきます。
また「ピーチシャーベット」をむしょうに聴きたくなってしまいました。