みくが一人で園に行き始めてから、早一ヶ月半。


みくは、相変わらずママと離れて園に行くのが全然大丈夫で

楽しく通っています。




みくのクラスは医療ケアが必要な子達のクラス。

みくは、吸入や薬は園にいるときにはないし、医療ケアはないんだけど。




3月のクラス決めのときにはまだ酸素がついていたので、

医療ケアのクラスです。





同じクラスのお友達は、胃ろうをしていたり、心臓に疾患があったり。

みくは、このクラスではリーダー的な存在になりつつあり、

皆のお支度のお手伝いをしたり、お世話をたくさんしているみたいです。



ママと離れて、一人で先生に色々伝えなくてはいけなくなって

声はかすれながらも少しずつ大きくなっているみたいです。

たくましくなったな。と思います。

それでも、声が小さくてかすれているので先生に気づいてもらえない

こともあり、苦労はしていると思う。。

えらいなって思います。




週一で母子で通っている耳の療育では、聞く力がすごくついてきて

理解力もある。他人とコミュニケーションをできるように

したいね。と。



基本的にはママとは手話と会話。

発音が悪いので、手話が入るとママもわかりやすい。

でも、他の人とは言葉のみなので、長い会話はママに

しか話さない。

そして、短い言葉でも声が小さくてタイミングによっては気づいて

もらえなかったりすることも多く、ミュニケーションが上手にできた!

と思える成功体験が少ないため、自信がなくなかなか話せない。



どんな手段でも、相手が聞いてくれて理解してくれること。

成功体験が増えれば、自信がつく。



そのためには、声と発音の悪さはジェスチャーと手話がまだまだ必要。

まずは、相手にみくが離れたところから「おーい」と言ってもざわざわしていたらもちろん

気づかない。


側まで、行って肩をたたくなどをして、みくの方を見てもらってまずは聞いてもらう状況

に持っていくことが大事です。



でも、まだ4歳の幼児。

なかなかできません。話したいと思う気持ちが

強くなってきただけに、気持ちばかりが先にいってしまう。



なぜ声がでないのか。

せっかく言葉が出ているのに、もったいないし今後も

あるからと先生と話をし。

酸素がついている頃は調べてもらえなかったjけど。


先日、声が出にくい原因を耳鼻科で調べてもらい、わかりました。



「反回神経麻痺」


それは、動脈管開存症の手術(心臓)をしたときに

声帯の神経に影響が出てしまうというもの。


心臓の手術をした後には、多いらしく

みくは、左側の声帯がマヒして動いていないらしく、

声帯が閉じたときに、隙間ができて声が抜けてしまう。

飲み物を飲んだときにむせてしまうのも、すきまがあいているせい。




治療方法はないけど、成長ともにその隙間を右の声帯の弁?

が補ってくれる可能性はあるということ。


ずっと原因がわからなかったので、原因がわかってよかった!



今日、小児科の検診で酸素の値もよく、もう大丈夫と。


でも、障害者手帳は次の認定で終わりだし、小児慢性特定疾患も終わるので

医療費が自費になります。


耳の方でも、障害者手帳は出ないので、

どれも、障害が軽いから出ないので喜ばしいことだけど。

障害がなくなったわけではない。声もかすれているし、通院や薬も終わっていない

状況で、医療費がかかるのは、腑に落ちない。

でも、制度は制度なのでしょうがないですが。。


まだまだ、障害者に対して手厚くないな。って思います。



でも、4年前までは考えられなかったみくの自由!

自分で一人で走り回れる!酸素を何本も持っていかなくても外出できる!

本当に、子供の力はすごい!