✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
私は介護士として9年間
働いていた経験があります
実は私が本来なりたかったのは
保育士でした
なぜ資格まで取ったのに
保育士を諦めたのか
そして介護の道に進もうと思ったのかを
お話しようと思います
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
高校を卒業し
子どもが大好きな私は、
保育士か、幼稚園教諭に
なりたいと思い、短大の
幼児教育学科へ進学しました
2年間、子供のことについて学び
保育士
幼稚園教諭二種免許
ベビーシッター
この3つの資格を取得しました
しかし、保育士の道は諦めました
それは、目の病気です
資格取得にあたり座学以外に
実習が何度かありました
保育園、幼稚園
障がい児施設での実習です
保育指導案を作成し
年案、月案、週案、日案とあり
年案、月案は長期計画で
週案、日案は短期計画で
1日のスケジュールを具体的に書き
それに沿って過ごしていきます
その中に【外遊び】は
欠かせないものでした
私の目は紫外線に当たると
目にあまり良くないです
その為、毎日ある外遊びの影響で
その期間は視力がかなり落ちました
さらに
片方の目で20人以上の子どもたちを
見守るには限界がありました
残っている右目は
進行性の弱視ということもあり
絵本や紙芝居を読むのも
メガネとルーペ2つを使い一苦労
実習期間中はできるだけ
紙芝居を暗記してあまり目を使わずに
取り組んでみましたが
それが毎日となるとまた話が違います
絵本や紙芝居を通して
子どもたちに伝えたいことも
思うように表現できませんでした
そしてピアノ
楽譜が読めない以前に
拡大をしても見えくかったので
全て音で覚えて
右手のメロディに合わせて
左手の伴奏はコードを
自分のオリジナルにしていました
実習期間だから何とか
乗り越えられた
でもこれを仕事として...と考えた時に
「子どもが好き」だけでは
やっていけないと思いました
教育現場において自分のハンディにより
子どもたちに迷惑をかけてしまう
更に保護者の方にまで
不安な気持ちや
心配をかけてしまうとも思いました
就活のギリギリまで
本当に諦めていいのか
自分と向き合い悩みました
病気のせいにしたくない
気持ちが大きく
先生にも友達にも家族にも
相談せず1人で毎日悩みました
そんな中周りの仲の良いい友達は
どんどん就職が決まっていきました
そんな時
今後介護の道へ進むことになる
きっかけをつくってくれた
ある人の言葉が私を救ってくれました
つづく
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼