私がプレミアリーグに興味を持つようになり、おおよそ20年。
当時は今のようにリアルタイムで観る手段も少なく、ガラケーでスコアを確認したり映像無しのライブスコアを眺めてるだけでした。
その中でも気になったチーム…それがエヴァートン 。
周囲ではマンチェスターU、アーセナル、ミランなどが当たり前で偏屈かと思われても致し方ないチームです。
何故応援し始めたのか…順位やら選手やらを懐古しながら軽く掘り下げようと気まぐれに始めてみました。
古参の方も新参の方も暖かく見ていただけると幸いです。
まずはモイーズ政権前期・中期・後期から始めようと思います。
〜モイーズ政権前期〜
ウォルタースミスの後任として就任したデイヴィッドモイーズ。限られた選手と予算で上々の成績を残すが、翌年は降格ギリギリまで順位を落としてしまう。
原因は単調な攻撃や、選手の質、怪我人、その他諸々
…。ラジンスキーやルーニーの個人技に頼らざるを得なかった。
翌年、ルーニーが移籍してしまい、降格筆頭候補とも言われたが蓋を開けてみると奇跡的なシーズンに。
ルーニーの代わりにやってきたビーティー…ではなくケーヒルが大活躍。マーカスベントも堅実なプレーで脚光を浴びる。冬にはレンジャーズで不遇の時を過ごしたアルテタをローンで獲得。
ウィア、ヨボ、スタッブス、カーズリー…終盤にダンカン投入といった力強さに全振りしたモイーズの堅固な戦術に今までにないクリエイティブな選手がようやく加入した。
この年は4位で終え、チャンピオンズリーグの挑戦権を得るがビジャレアル、ディナモブカレストにボコボコにされ欧州カップ戦から早々に退場。リーグ戦も序盤はかなり苦しんだ。
獲得したファンデルメイデ、クロルドルップ、サイモンデイヴィスが揃って期待外れで、アルテタの調子も悪かった。
そのれでもなんとか持ち堪えて中位で終え、モイーズの安定性が発揮されるようになってきた。
〜モイーズ政権中期〜
相変わらず資金難のチームであったが、モイーズの堅実な戦いぶりでトップハーフを維持できるようになる。
マンチェスターUからフィルネヴィルやハワードを獲得、レスコット、アンディジョンソン等、戦える陣容になってきたがこの年で個人的に1番鮮烈だったのはマヌエルフェルナンデスだった。
アルテタとフェルナンデスの中盤が長く続いたら一体どうなっていたのか…。
買えないものは仕方ない。
そんなこんなで、ようやく皆さん聞き覚えのあるジャギエルカとベインズが加入、他はヤクブ等。
ちなみにレジェンドのベインズも当初はレスコットの控えという立ち位置でした。
この年のレスコットの得点力は異次元で、ヤクブ(15点)に次ぐチーム2位の得点(8点)を叩き出してたと記憶してます。
この頃のチームはトップ4には絶対届かない5位くらいの位置でFA杯も決勝へ行ったりヨーロッパリーグでもトーナメント進出したり、充実期ではありました。
若手ではアニチェベが前述のヨーロッパリーグで大活躍、コールマンやロドウェルがチラホラ出てくるようになります。
〜モイーズ政権後期〜
エヴァートンらしからぬ大枚を叩き、戦術・フェライニを編み出したモイーズはますます中堅力を発揮。
目の肥えたファンからは批判もされましたが、アルテタが移籍したり、ストラックアルルシ、ビリャレトディノフ等のキワモノ(ファンの方すみません)が来たり、身売りの話が出たりしながらも若手を使いながらやりくりしてトップハーフを維持し続けた手腕は見事だと思います。
バクスター、ヴェリオス、ガナじゃないゲィエ…期待させてくれる若手をどんどん使うモイーズは勇退する同郷のアレックスファーガソンの後任として噂されるように。
最終年には、モイーズを支えてきたケーヒルやロドウェルが退団し、ストーンズ、バークリー、ミララス、オビエド等のマルティネス政権の中心になる選手達が加入します。
かなりざっくりとですが、モイーズがいなければ今の地位どころか消滅していたかもしれないエヴァートン …。
こんな中毒性のあるチームはなかなかないと改めて思います。
当時は今のようにリアルタイムで観る手段も少なく、ガラケーでスコアを確認したり映像無しのライブスコアを眺めてるだけでした。
その中でも気になったチーム…それがエヴァートン 。
周囲ではマンチェスターU、アーセナル、ミランなどが当たり前で偏屈かと思われても致し方ないチームです。
何故応援し始めたのか…順位やら選手やらを懐古しながら軽く掘り下げようと気まぐれに始めてみました。
古参の方も新参の方も暖かく見ていただけると幸いです。
まずはモイーズ政権前期・中期・後期から始めようと思います。
〜モイーズ政権前期〜
ウォルタースミスの後任として就任したデイヴィッドモイーズ。限られた選手と予算で上々の成績を残すが、翌年は降格ギリギリまで順位を落としてしまう。
原因は単調な攻撃や、選手の質、怪我人、その他諸々
…。ラジンスキーやルーニーの個人技に頼らざるを得なかった。
翌年、ルーニーが移籍してしまい、降格筆頭候補とも言われたが蓋を開けてみると奇跡的なシーズンに。
ルーニーの代わりにやってきたビーティー…ではなくケーヒルが大活躍。マーカスベントも堅実なプレーで脚光を浴びる。冬にはレンジャーズで不遇の時を過ごしたアルテタをローンで獲得。
ウィア、ヨボ、スタッブス、カーズリー…終盤にダンカン投入といった力強さに全振りしたモイーズの堅固な戦術に今までにないクリエイティブな選手がようやく加入した。
この年は4位で終え、チャンピオンズリーグの挑戦権を得るがビジャレアル、ディナモブカレストにボコボコにされ欧州カップ戦から早々に退場。リーグ戦も序盤はかなり苦しんだ。
獲得したファンデルメイデ、クロルドルップ、サイモンデイヴィスが揃って期待外れで、アルテタの調子も悪かった。
そのれでもなんとか持ち堪えて中位で終え、モイーズの安定性が発揮されるようになってきた。
〜モイーズ政権中期〜
相変わらず資金難のチームであったが、モイーズの堅実な戦いぶりでトップハーフを維持できるようになる。
マンチェスターUからフィルネヴィルやハワードを獲得、レスコット、アンディジョンソン等、戦える陣容になってきたがこの年で個人的に1番鮮烈だったのはマヌエルフェルナンデスだった。
アルテタとフェルナンデスの中盤が長く続いたら一体どうなっていたのか…。
買えないものは仕方ない。
そんなこんなで、ようやく皆さん聞き覚えのあるジャギエルカとベインズが加入、他はヤクブ等。
ちなみにレジェンドのベインズも当初はレスコットの控えという立ち位置でした。
この年のレスコットの得点力は異次元で、ヤクブ(15点)に次ぐチーム2位の得点(8点)を叩き出してたと記憶してます。
この頃のチームはトップ4には絶対届かない5位くらいの位置でFA杯も決勝へ行ったりヨーロッパリーグでもトーナメント進出したり、充実期ではありました。
若手ではアニチェベが前述のヨーロッパリーグで大活躍、コールマンやロドウェルがチラホラ出てくるようになります。
〜モイーズ政権後期〜
エヴァートンらしからぬ大枚を叩き、戦術・フェライニを編み出したモイーズはますます中堅力を発揮。
目の肥えたファンからは批判もされましたが、アルテタが移籍したり、ストラックアルルシ、ビリャレトディノフ等のキワモノ(ファンの方すみません)が来たり、身売りの話が出たりしながらも若手を使いながらやりくりしてトップハーフを維持し続けた手腕は見事だと思います。
バクスター、ヴェリオス、ガナじゃないゲィエ…期待させてくれる若手をどんどん使うモイーズは勇退する同郷のアレックスファーガソンの後任として噂されるように。
最終年には、モイーズを支えてきたケーヒルやロドウェルが退団し、ストーンズ、バークリー、ミララス、オビエド等のマルティネス政権の中心になる選手達が加入します。
かなりざっくりとですが、モイーズがいなければ今の地位どころか消滅していたかもしれないエヴァートン …。
こんな中毒性のあるチームはなかなかないと改めて思います。