[淮南子(エナンジ)〔人間訓〕]
塞翁(サイオウ)の馬が逃げ出したが、やがて
北方の駿馬(シュンバ)を率いて戻ってきた。
それを喜んだ息子は、嬉しさのあまり、
その馬にとび乗ったが、勢いづき落馬、
結果として、足の骨を折ってしまった。
ところが、そのおかげで、戦士にならず
命拾いをし、命長らえたと言う話し。
つまり、人生にとって、吉と思えるような
ことが、実は凶となったり、凶とばかり
思えていたことが、結果、吉となる。
すなわち、人生は吉凶・渦福が予測できない
ことの例え。
(参考:広辞苑第5版 岩波書店)
最近、、、
失敗したくはないが、
特段、成功したい訳でない。
しかし、
成功したい訳でもないが、
特段、失敗したくもない。
私はどうすれば良いのでしょうか?
と、
こんなご相談を、いただいた。
そこで、、、
どうして、失敗したくないのですか?
と聞いたところ、
「やっぱり、疲れるから!」
と、即答で返事が戻ってきた。
そのとき、心の底から、、、
あぁ、もったいない。
失敗こそが、人生の糧になるのに・・・
と呟いてしまった。
だってさ、、、
疲れるからこそ、生きているってことが
感じられる訳で、その疲れと向き合うのを
避けて生きてしまったら、生きてる感じが
半減するのでは、、、?!
あぁ、もったいない。もったいない。
失敗って、もっとポジティブな事象なのにね。
そう思った。