苦難と向き合う
これは、人生上の苦難を総称した言葉で、
生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・
求不得苦・五陰盛苦を加えたもの。
具体的には・・・
生
⇒生きることの苦。
老
⇒老いることの苦。
病
⇒やむことの苦。
死
⇒命がなくなることの苦。
の四苦と、、、
愛別離苦(あいべつりく)
⇒親・兄弟・妻子など愛する者との生別・死別
する苦。
怨憎会苦(おんぞうえく)
⇒怨み憎む者に会う苦。
求不得苦(ぐふとくく)
⇒求めるものの得られない苦。
五陰盛苦(ごおんじょうく)
⇒五陰から生ずる心身の苦。
【五陰】ごおん
現象界の存在の五種の原理。色(しき)・受・
想・行(ぎょう)・識の総称で、物質と精神と
の諸要素を収める。色は物質および肉体、受は
感受作用、想は表象作用、行は意志・記憶など、
識は認識作用・意識。一切存在は五陰から成り
立っており、それ故、無常・無我である。
【無常】むじょう
一切の物は生滅・変化して常住でないこと。
人生のはかないこと。
人の死去。
【無我】むが
我意のないこと。無心なこと。私心のないこと。
我を忘れてすること。
我の存在を否定すること。
以上、(引用:広辞苑第5版 岩波書店)
8種の苦難を総称して、『四苦八苦』と言う。
ところで、、、
この苦難に対して、真摯に向き合おうとする人と、
できるだけ回避しようとする人がいる。
キャリアカウンセリングをしてて、
転職理由を聞いているとき、たまに
『惜しいな・・・』と思えるような動機の人に出会う。
そんな人と出あった時には、いつも、頭の中を
過(よ)ぎることわざがある。
『魚心あれば水心』
相手の出ようひとつでこちらの対応の仕方も違って
くる。相手が好意を示せば、こちらも好意をもって
対応しようという意味(注1)であり、、、
裏を返せば、
こちらの出ようひとつで相手の対応の仕方も違って
くる。こちらが好意を示せば、相手も好意をもって
対応しようとするもの。
だから、ここで逃げちゃダメなのにな・・・
な~んてことを、ふと、思ったりする。
(注1:故事ことわざ辞典 学研)