伝統工芸士の広がりで名品を | 保険仲立人 [優良企業のためのリスクマネジメント]

伝統工芸士の広がりで名品を

備前焼作家12人が伝統的工芸品産業振興協会の認定する伝統工芸士を取得し、これまでの7人が今回大幅な増加で19名となった。同じ焼物でも、伊万里・有田焼は90人、信楽焼は44人、常滑焼は41人だけに、備前焼の広がりが期待できる。備前焼も他の産地と同様販売低迷が続いているだけに、明るい話題で備前焼の販売促進の一助となるだろう。


試験は12年以上の実務経験者が対象で、技法や原材料などの知識と実技が各一回行われる。信楽、丹波、常滑などと並び、日本六古窯の一つに数えられる備前焼は1000年以上の歴史がある。茶の湯文化の広まりと共に花器として使われ現代に至っているが、近年低迷している。


今回の大幅な伝統工芸士の誕生により作家達が切磋琢磨することで名品が生まれていく。名品は不景気の中の工夫から生まれるとの言葉もある。業種は違うが、自社に置き換えてみるとよい教訓となる。これまで以上に創意工夫していこう。


その日の気分によって、有田焼や備前焼の茶碗でお茶や日本酒を飲む幸せはまた格別である。