門川新京都市長、新行政モデルを
わずか951票の僅差で、門川大作前教育長が、京都市長に初当選した。この緊張感を持続しマンネリ化することなく地方自治の先進モデルを作り上げて欲しい。与野党相乗り推薦への批判や職員不祥事、同和行政、財政再建等課題は山積みだが、彼の具体策も多く実現化が期待される。
市民参加型「未来まちづくり100人委員会」の発足や、伝統産業と先端産業を融合する市民産学「知恵産業融合センター」の創設、ガラス張り行政、1000人職員削減、一番厳しい民間企業並みの人事研修・評価システムの導入、「パーク・アンド・ライド」の通年化など注目していきたい。
特に、前職で真剣に取り組んでいた子育て、子供の教育に重点を起き、匠の技が消えかけている伝統産業と先端産業を融合する取り組みは、日本各地で沈みかけている伝統産業の一つの新しいモデルとなる可能性が強い。
門川氏が、日本を変えたすごい人サミット等で発言していたのを数度聞かせてもらったが、
普通の教育長というより、パワフルな一経営者としての感覚で、大切な子供の教育、伝統産業の再生らへの真剣な思いが伝わっていたことを思い出す。彼ならば、しったりとした仕事の仕組み作りで、既存の組織を蘇らせるだろう。リスクマネジメントの専門家として特に気にかかる。
ただ、近畿中部圏の直下型地震が近年中に起こるとされているなかで、国宝を始めとする文化財への耐震補強や延焼等を防ぐ防災対策も早急に重要課題として取り組んで欲しい。清水寺、平等院等世界遺産も数多く、日本人のためにも人類のためにも失ってはならない文化財だから。
