結論から言うと、ヘーベルハウスとパルコンです。

理由
・通常2階建ての場合に採用されるハイパワードクロスを入れた軽量鉄骨造(3階建ての場合は重量鉄骨ラーメン構造)を敢えて3階建てにして揺らしてる
・基礎付きで揺らしてる(アンカーボルト 異形鉄筋4本)
・建坪30坪で揺らしてる(三井ホームや一条はもっと広いですが基礎は無しです)(パルコンは情報が今のところ無いのですが、映像から推察するにヘーベルハウスと同規模かと)
・外壁がヘーベル版のまま揺らしてる(当たり前ですが、他社は様々な外壁商品があるので、より軽い外壁で揺らしてる会社もあります)

基礎付きで揺らしているのはヘーベルハウス(営業さんに確認済み)と映像から推察するにパルコン(営業さんには未確認)だけみたいです。

家は基礎から倒壊します。基礎込みで振動実験している事はすごく安心です。

ヘーベルハウスと比較されがちな積水ハウスはどうでしょうか?

積水ハウス
・構造 軽量鉄骨
・基礎なし
・建坪18坪(平米数だとたった60平米)
・外壁 エコルディックウォール(ダインじゃないんです、映像からの判断ですが)
(実大実験とは関係ないですが
 参考:アンカーボルト 丸鋼2本)

積水ハウスHPの実験映像の最初に建物規模の情報は出てきますので、気になる方は確認してみて下さい。

ちなみに パナホーム
・構造 軽量鉄骨軸組
・基礎なし
・建坪 28
・外壁 キラテック
(参考 アンカーボルト 丸鋼1本)


積水ハウスは突出して小さい家で揺らしてます。
ダインコンクリートも使ってません。

ヘーベルハウスより少ない本数のアンカーが入った状態、同規模の建物で揺らした場合、かつダインコンクリートを使った場合、どうなるでしょうか。

やはり、ヘーベルハウスが安心だと思います。


各社、回数・カインなどでアピールしてるので、どこも強く見えると思いますが、構造、建物規模、外壁の条件を考慮して比較したほうが良いかと思います。