省スペース階段(足を交互に乗せる)の実力は?
長屋の急こう配の階
先日、古い長屋に引っ越しする知人の手伝いをする機会がありました。
リアル昭和な造りやコンパクトな間取りに感動したりと部屋を観察しながら、2階に向かう階段にも目が留まります。
古い階段の急勾配は、リフォーム案件などで相談を受けることもありましたが、実際に昇降するのは初めてです。
お掃除から手伝いを始めてみると、実際の急こう配階段の使いにくさ、心もとない足元に驚きました。
掃除機を持って二階に上がる時、二階から持って降りる時、
踏み面の小ささゆえに、踏み外したり、足を上手く乗せ切る事が出来ず滑り落ちそうになります。
落ちるのが怖いと思うと、踏板に深く足をのせようとする為、脛やふくらはぎに踏板の段鼻をぶつけてしまうのです。
長屋にある階段の平面寸法はおそ当社の省スペース階段と同程度ですが、
断然当社の省スペース階段は昇降性能が高いと、身をもって確認する事が出来ました。
昇降性能、デザイン性を両立した省スペース階段ZEN
上から見た踏板
12段上りの平面寸法
長屋の階段の架け替え工事の事例
長屋の3戸を接続し、1戸に増築?リフォームされたお客様事例です。
・上り下りが非常に困難で掛替したい
・階段スペースを確保できない
といった2つのメイン課題をクリアできたのが省スペース階段KARINAで
実際の商品を確認したいと当社へのお問合せを頂きました。
既存図面を拝見しますと、
幅70cm程度、進行方向は1間未満で13段上りの直線階段、
踏み面寸法は14cm以下と梯子に近い既存階段でした。
お施主様自身は、「足を交互に出すタイプのKARINAの方が昇降しやすいのでは?」と
「是非一度試したい!」とお考え頂いたそうです。
そして、KARINAを実際に昇降して頂き、
しっかり足裏を乗せて自立出来、安全性を感じれるとのご感想でした。
性能をご納得いただきご採用頂きました。
長屋リフォームでご採用頂いた事例写真
※別事例ですので、予めご了承ください。
時代や体格に合った設計
例えば今回の長屋、昭和初期の建物とのことです。(昭和元年=1926年)
今では考えられない寸法の階段です。
「昔の人は小柄だった?!」 とても気になりましたので、調べてみました。
男性で160センチ55キロ、女性で149センチ49キロと
今の自分と比べても、一回り小さいようです!
当時との体格差を考えればあり得ない寸法ではないようです。
昔の人は小柄だった?!
日本人の平均身長と体重
1950年と2020年で比較すると、30歳代の男性で、身長は11.2cm、体重14.7kg
も大きくなっています。
1950年 ➡ 2020年
男 160.3cm 55.3kg
➡ 171.5cm 70.0kg
女 148.9cm 49.2kg
➡ 158.2cm 54.3kg
※30代の男女
※厚労省、国民健康・栄養調査より
昭和の長屋を、現代のライフスタイルや利用者の体格にあった住まいにアップデートする
リフォーム案件に参加できて、とても勉強になりました。
今後も、少しずつ事例を増やし、考え、ご紹介させて頂きたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願い致します!
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