地域限定型 社員について 2013.10.12
10月10日(金)夜。飯田橋の区政会館で行われた首都大学東京オープンユニバーシティに参加しました。「日本の雇用・労働のゆくえ」というテーマで労働政策研究・研修機構客員研究員の濱口桂一郎氏の講義がありました。その中で、限定無期型のジョブ型正社員の提唱について話されました。
勤務地域限定型の正規社員は、その地域の事業所がなくなると、容易に解雇できる制度だから、労働者保護に反するという反対意見もありますが、私個人としては、そのような働き方、多様な働き方を認めていくのも悪いことではないと考えています。東京新聞の10月9日付けの「生活図鑑」の中で、大卒の4割が非正規で初就職と書かれていました。週刊ダイヤモンド10月12号の大学徹底比較の表をみると、概ね3分の1程度が非正規で就職しているようです。非正規を正規に移行させることは、今日もはや困難。しかし、非正規の増大を見過ごすことも許されない。そこで、勤務地域限定型の正規社員制度を設け、非正規社員の割合を減らしていくのは、良い方向と考えます。その地域の事業所がなくなると解雇されるという反対意見もありますが、働き方として、現在の居住の地域から離れられない諸事情がある人にとっては、都合がよい制度ではないでしょうか。現在の居住の地域から離れられない事情がある人にとっては、市町村の正規職員になる道もありますが、入口が狭くなっています。